
このところ更新が疎らになりがちになってしまってすみません。海渡さんの講演内容、なるべく早く載せたいと思います(というか、テキストを送ってくれるのを待っていたのだけど、やはり忘れられたか・・・)***
次回公判は、来週の水曜日(4月21日)です。傍聴希望の方は、9時20分(時間厳守)までに、東京地裁玄関前に集合してください。
次回公判から、今まで使用していた刑事104号法廷ではなく、もっと小さな法廷になるとのこと、傍聴席が何席になるかなどはまだ不明です。弁護団の席も縮小されて、実務弁護団以外は入れそうもなくなるので、一部一般傍聴席も弁護団が使用することになるかと思います。もし、全日傍聴不可能でも、席の確保に来てくださる方がいましたら、ぜひお願いします。
次回公判の内容は、スンーズ社の経理担当者だったOさんへの主尋問(検察側の尋問)の予定です。
すいません、間が空いてしまいました。***
こんどの土曜日に以下のような集会があります。安田さんには直接関係ありませんが、私が安田さんをめぐってちょっと発言を行う予定です。お時間のある方、ぜひ御参加を。
============================================================= ●4/10 再審の実現を求め ムミアと連帯する市民の集い **************************** ・日時:4月10日(土) 午後1時開場 1時半開始 4時半終了予定 ・場所:東京ボランティア・市民活動センター会議室 飯田橋 JR(西口)または営団地下鉄(東西線・有楽町線・南北線出口B2b)下車す ぐセントラルプラザ10F ・報告:今井恭平 ニューヨーク・フィラデルフィアでのムミア支援運動の情況報告 フィラデルフィアでの事件現場検証報告 ワイングラス主任弁護士のアピール・ビデオ上映。 ビデオを使って、現在の裁判の進行・支援運動の現状などの報告を行います。 ・主催:ムミアの死刑執行停止を求める市民の会 ・問い合わせ先: TEL 0471-53-7090 FAX 0471-53-7101 E-mail pebble@jca.ax.apc.org ・資料代:500円 =============================================================***
その前の金曜日(9日)に、安田さんを支援する会の定例会議が開催されます。興味のある方がおられましたら、詳しくは、支援する会にお問い合わせください。(TEL.044-865-1851, FAX.044-865-1445 対馬さん)***
京都大学新聞の依頼で、安田さんの逮捕・起訴をめぐる問題についての原稿を執筆しました。次号に掲載の予定(ですが、適当に削られるかも)。近日、こちらでも原稿を読めるようにしたいと思います。
今日の公判は、検察側が予定していた証人をひとり撤回したとかで、第2回公判の証人尋問の続き、弁護側の反対尋問、裁判官からの補足的な尋問があっただけで予定より早く午後2時半ごろには閉廷しました。
証人は「住商リース」で1991.12-1994.3までスンーズ社の回収を担当した人でした。その間にどのような交渉があったかを調べるものでしたが、驚いたことには、住商リースはいちどとして、根抵当権を設定している自社の担保物件への法的措置(差し押さえ)を実行しようともしていないことが明確にされました。今日の証人が、在任期間中にいちど差し押さえの稟議書を社内であげているのですが、住商の会社としての方針は、法的措置を回避し、あくまで従来通り賃料収入からの返済を受けつつ、任意売却を追求するという、ごくごく温和なものに終始していたのです。「賃料債権への差し押さえ」については、考えたこともなかったと明言しました。
私には根本的な疑問が浮かびました(というか、今日あの法廷にいた全員だと思うのですが。検察は除く?)。「この裁判で提起された起訴事実って、『スーンズと安田さんが共謀して、賃料債権への強制執行を妨害した』というものじゃないの? そもそも賃料債権への強制執行は想像もしたことなく、物件自体への強制執行も回避した債権者の証人って、立証上いったいどういう意味があるんだ?」
ほんと、今日の尋問は、簡単に言うと以上のことに尽きるのです。おまけに、検察が起訴事実立証の大きな根拠としている、「ダミー会社」論(ABCエンタープライズは実体のないダミー会社であったとするもの)も、今日の証言でボロが出てきはじめてしまいました。今日の尋問は、私の採点では10対7で弁護側といったところです。
「なぜ差し押さえをしなかったのか?」という質問に、証人が「安田弁護士は社会派として有名なので、差し押さえをするとマスコミで話題にされて騒がれるのを避けたかった」と答えたのには、たまらず廷内から失笑がもれました。でも、この証言にからんで「どうして弁護士が『社会派』だと差し押さえに問題が起こるんだ?」「ほんとに(証人の)上司がそんなことを言ったのか」と土屋弁護団長が憤然と突っ込んでいたのが印象的でした。余談ですが、前日弁連会長の尋問ぶりが拝見できてよかったです。
29日、30日は第2・3回公判です(でした)。第2回に傍聴しに行こうと思っていたのですが仕事の都合がつかず行けませんでした。30日の第3回には行くつもりです。(今日ですが。)弁護人の席が足りないため傍聴席も使うということなので、もしかしたら席の確保だけになってしまうのかもしれませんが。***
27日に渋谷の勤労福祉会館で開かれた「救援連絡センター30年を祝うつどい」で、海渡弁護士が記念講演ということで、安田さん問題一本にしぼった極めて内容の濃い話をされました。そのときに配られた講演内容を掲載する許可を得ているので、準備が出来次第掲載します。いちおう、海渡さんにテキストファイルで送ってくれるようその場で依頼しておいたので、それを待つことにします。(それだと楽でいいな...(^^;))
すでに報道されていますが、麻原国選弁護団が、安田弁護士と麻原被告の長女に対し、私選で弁護活動を継続するよう強く要請した結果、東京地裁によって不当に主任弁護人を解任された安田弁護士は、主任弁護人の地位を継続することになりました。
国選弁護団は、「不当な措置と徹底的にたたかう」と表明していましたが、このような形でみごとに地裁の攻撃を切り返したことに感服します。全員辞任ではなく、あくまで裁判の迅速化を念頭においたうえでの「たたかい」方の選択であると言えるでしょう。そして、敢えて困難な道を選んだ安田さんを今後も側面支援していく必要を強く感じます。***
先頃、この「社長日記」をプリントアウトしたものを安田さんに手紙として送りましたが、先週末に入ったそうです。連休の多少の暇つぶしになったかと思います。「こんなにがんばってくださっているとは思いませんでした。本当に心強いです。」という言葉を事務所経由でいただきました。そう本人に言っていただくとこちらもたいへん励みになります。もしかしたら、パンフ扱いになって入らないのではないかと思っていたのですが。
東京地裁は、昨日、まったく不当にも安田さんを麻原国選弁護団から「解任」しました。新聞報道によれば、
安田弁護士が、松本被告の公判に連続10回の欠席を余儀なくされていることや、自分の初公判後も保釈申請を却下されたことから、「国選弁護人としての活動を行い得ない状況が続いており、解任せざるを得ない」と判断したようだ。
とされています。しかし、何度も言うようにまともな理由なく検察のいうままに権利保釈を拒み続けているのは東京地裁自身なのです。
国選弁護団の渡辺脩団長は同日、解任命令の撤回を求めた。しかし阿部裁判長は「安田弁護士保釈後の再任も全く考えていない」と述べた、という。
とは、ずいぶん念のいった発言です。阿部裁判官に、関係者が願っている麻原裁判の迅速かつ適切な審理を行う意志が欠けているとしかいいようがありません。
渡辺団長は「安田弁護士と私たちの意見書を全く無視した今回の解任命令は全く不当である。私たちは、この不当な措置と徹底的にたたかう決意である」とする談話を発表した。
ぜひ、徹底的にたたかってほしいと思います。弁護団を側面支援するために、弁護団に激励のファクスを今からでも集中してください。FAX 03−5992−7998
また、東京地裁刑事7部(FAX03−3580−5812直通)にも、怒りのファクスを送ってください。
***
アムネスティ・インターナショナルは昨日、下記に転載したようなプレス・リリースを世界に向けて配信しました。先日、おもちゃショーで抗議のパフォーマンスを行って不当に拘禁されているグリーンピースと、安田さんの拘禁について、裁判所および当局に危惧の念を表明するものです。転載自由です。
日本:平和的活動家をおさえつける拘禁手続
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いくつかのサイトに、安田さんの解任を憂慮する意見が表明されています。その中で、大岡みなみさんの「身辺雑記」にリンクしておきます。この中の3月23日の項目です。***
好評につき瞬く間に初回在庫を売り切った「インパクション」オンライン販売ですが、追加発注分が入荷しました。この機会に早めにお求めくださいませ。
「厳選館」インパクション安田特集号販売ページ
週刊金曜日編集部より、転載許可をいただきましたので、掲載します。
(金曜日編集部さん、せかせてすいませんでした。)
山口正紀『安田初公判』で報道されなかったこと
第1回公判の後、安田さんにつけられていた「接見禁止」は解除されました。従って、現在は安田さんに手紙を出すことができます。面会もできるのですが、1日1組に制限されているので、いきなり面会に行ったりしないようお願いします。面会を希望する方は、まず港合同法律事務所(電話03−3585−2331)に連絡して、調整後にしてください。(接見禁止解除のことは、安田さんの周囲の要望によりいままで書いていませんでした。)
手紙の送り先は、「葛飾区小菅1-35-1A 安田好弘」です。受信には制限がありませんが、安田さんからの発信は制限があり、弁護団や事務所への発信に費やしているので、返事はないかもしれません。しかし、安田さんは手紙を非常に楽しみにしているようですので、ぜひ激励の文章を綴って送ってください。
昨日も書きましたが、新聞等で、裁判所が麻原国選弁護人解任へと動き出したことが大きく報道されています。
3月16日には、安田さんと共犯関係にあるとされるスンーズ社2名の裁判で論告求刑があり、懲役1年6月、同10月が求刑されています。判決は早ければ連休前に出されると思われますが、「有罪」の可能性が高いとされます。
国選弁護人解任、スンーズ社2名への有罪判決の2つの動きにより、停止している第二東京弁護士会の懲戒の手続きへの影響も心配されます。
東京地裁七部が解任命令を出すのは週明けと、報道にあります。朝日新聞によれば、残った弁護人が麻原公判ボイコットの挙に出ることはないと踏んでの解任とか。弁護団意見書が宣言する「徹底的に闘い抜く」ことを支援しましょう。
その手段として、以下のことを行うことを提案します。
- マスメディア、ホームページ、草の根BBS、ミニコミ等、各自がアクセス可能なメディアで、「解任不当」という意見を発表してください。
- 麻原弁護団に、不当な措置に対して断固闘うよう激励のFAXを送信してください。送り先:渡辺脩麻原弁護団長の事務所 FAX 03−5992−7998
- 東京地裁刑事第七部に、安田さんの弁護人解任をしないよう要請するFAXを送ってください。FAX03−3580−5812(直通)
ちなみに、私は先ほど麻原弁護団あて以下のようなFAXを送信しました。
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麻原弁護団 御中
拝啓
安田好弘さんの弁護団解任命令が出されようとしている由、報道にて見聞し、憂慮しております。弁護団が強硬手段に出ることはない、と見越して裁判所が動いているとの記事も拝見しました。
安田さんが解任されるなら、弁護団全員が辞任する位の強硬姿勢で、徹底して闘われることを期待します。
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本日の朝日新聞オンライン版速報より。
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東京地裁、週明けに安田弁護士に解任命令
オウム真理教前代表・松本智津夫(麻原彰晃)被告(44)の国選弁護人の主任を務める安田好弘弁護士(51)が、自分が起訴された事件で身柄を拘束されているため松本被告の法廷に出席できない状態が続いている問題で、東京地裁は18日、次回公判が開かれる25日までに、安田弁護士を解任する命令を出す方針を固めた。一方、国選弁護団は解任に反対する意見書を18日、同地裁に提出。在京の3弁護士会も同日、弁護団の意向を尊重するよう申し入れた。
東京地裁は、(1)3月12日の松本被告の第111回公判で連続10回の公判欠席となった(2)安田弁護士自身の初公判後、3度目の保釈申請が却下された――ことを考慮に入れ、「国選弁護制度の趣旨から考えて解任せざるを得ない」として、週明けに解任命令を出す模様だ。
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予想された事態ではあります。それにしても、「連続10回の公判欠席」「3度目の保釈申請が却下」が理由とは、東京地裁っていったいどんな神経してるの?と疑問と怒りと呆れを感じます。安田さんは公判に出廷できるように勾留停止を申し立てていたし、保釈される権利のある安田さんを検察のいいなりになって保釈しないでいるのは東京地裁自身ではないですか。「市民感覚」からいって非常識な話しです。担当が違うと言うのかもしれないけど。
今日、13日までのこの「日記」をプリントアウトしたものを安田さんあてに郵送しました。実際に安田さんの手許に届くかどうかは定かではありませんが・・・***
「週刊金曜日」3月12日号(第258号)に掲載されている、山口正紀さん(読売新聞記者)による記事「『安田初公判』で報道されなかったこと」は、非常に参考になるものだと思います。現在、週刊金曜日編集部に転載許可を申請中です。許可が得られ次第、こちらに転載したいと思います。早く読みたい方は大規模書店等でお求め下さい。***
3/13にお知らせした「主任弁護人の辞意を問う文書」についての記事は、読売新聞のほかに、毎日と東京にも掲載されていたようです。
書評本屋「厳選館」にて、雑誌「インパクション」第112号「安田弁護士不当逮捕を考える」の販売を開始いたしました。まだ、お読みになっていない方はこの機会にどうぞお求め下さい。
「厳選館」インパクション安田特集号販売ページ
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読売新聞3月13日朝刊社会面に、東京地裁が安田弁護士に麻原主任弁護人の辞意の有無を問う文書を送付したとの報道がされています。それによれば、回答期限は18日で、「事実上主任弁護人解任の手続きに入ったとみられる」とのことです。この記事はインターネット版には掲載されていません。また、いまのところ他社の記事では確認されていません。
読売新聞整理部へ苦言:それにしても、わざわざ上記記事を、東弁がいわゆる「悪徳弁護士」を懲戒処分したという記事のすぐ脇に掲載するとは、悪意がこもってませんか? そうでなくても、十分にレイアウトセンスを疑わせるものがあるよ。
5日の要請に応えてくださった皆様に感謝します。多数の電報が同日夜以降に安田さんの手許にとどき、安田さんからの手紙には発信者の名前を挙げて感謝の意が述べられていたそうです。***
検察の証人申請は勾留長期化が主目的
先日お伝えしたように、3回目の保釈請求が却下されたことで安田さんの身柄の早期解放は厳しい情況になっています。否認事件の場合、検察側の立証終了までは身柄を出さないという「慣行」が貫かれてしまった形ですが、これは法的に何の根拠もないというより、はっきりと違法な状態といえます。
先日の公判で検察は10名の証人尋問を請求し、主要証人4名の尋問に5公判日をかける意向を表明しました。弁護側の反対尋問を同じ分量行うとすると、10公判日がかかります。弁護側の要求どおり月に2回の公判を行ったとしてもこれだけで5ヶ月です。その他の証人(6名)の尋問にも3ヶ月はかかるとみられます。このように、検察側の証人申請の仕方は、安田さんの勾留を長期化させることが主目的であると考えざるをえません。このあたりに今回の事件の性格が表されているとも言えます。
さきほどネットサーフしておりましたら、丸山和夫さんの「集会案内」というページの最初のほうで、この「社長日記」をリンクしていただいていることを発見しました。また、第2・3回公判の日程も掲載されていました。
リンクを感謝し、こちらからも同ページにリンクさせていただきます。
ちなみに、同ページは警視庁警備課のお気に入りに登録されているらしく、デモの予定が掲載されると、主催者に同課の方から「デモ申請がまだのようだが・・・」というまことに親切な案内サービスがされるようです。まったく便利な世の中になったものですね。丸山さんも「公安関係者以外の方の御利用もお待ちしております」とどこかでおっしゃっておられましたが、当日記もまったく同じことを主張したいと思います。でも、公安・警察関係者の方も、ROMばかりしていないでたまにはメールでもください。載せますから。
安田さんと弁護団が申し立てていた地裁の保釈却下決定への抗告は、昨日棄却されたとのことです。
否認事件だから検察側立証が全部済むまでは保釈しないということなんでしょうか。保釈拒否の唯一の理由たる、罪証隠滅の可能性がもはやないことぐらい、裁判所にもわかりそうなものですが。法律の正しい解釈を勇気をもって行うことよりも、なにごとも前例前例なのが流儀とは、まったく情けないことです。
GAN-BARE-YASSANから次のようなメールをもらったので、御紹介します。---------------------------------------------------------
HP立ち上げました。
Only English のページです。英語HPとして、日本語HPにおける安田情報ハブ空港の社長日記のようになれればいいな、と思っています。
といっても、現在のところコンテンツがない! というすごいHPです。
Amnesty International News と 社長日記の summary of the case in Englishと、宮崎学氏の Fox-eyed man, Miyazaki Manabu's ZORRO-ME.COM へのリンクしかないのです。
http://members.tripod.com/~ganbareyassan/index.html
おいおいあらゆる資料を英訳していきます。
みなさんにご紹介(ご笑介)ください。(つまりリンクの輪にいれてください)
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消費者・行政ICの山田さんからも以下のようなメールをいただきました。ありがとうございます。---------------------------------------------------------
From: Hideo Yamada
Subject: デンポー打ったで。
インターネットのHPのリンク運動を通して、世界の心有る人々と繋がり連帯し、司法ファッショ運動の尖兵たる住管や安田さんを拘禁している国などを包囲し、必ず自由の身にしますから、今しばらく辛抱辛抱を!!
先日の法廷での意見書などは英文翻訳中です、日本文は既に掲載済みです。九州の悪人正機・愚者正機を生きてる男より。
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起訴状を入手しましたので、掲載します。これで、何が「公訴事実」とされているのか確認できると思います。公訴事実として、2件「強制執行妨害に当たる行為」が挙げられていますが、公判時に伊藤弁護士が指摘されたように、「サンハイツ元麻布」の賃料については、確かに公訴事実とされていないことがわかります。
昨日の緊急要請に応じてくださった方々に感謝申し上げます。メールをいただいておりますので、紹介させていただきます。---------------------------------------------------------
Subject: 安田さん激励電報
先日の初公判・報告集会お疲れさまでした。
安田さんの激励電報打ちました。
「安田さんを支援しています。厳しい闘いですが頑張ってください。」
初公判と集会に行けなかったので、せめてもの協力ということで...
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「もう送っても手遅れかな?」と考えている方がおられましても、諦めずに送ってみて下さい。多分入ると思います。
緊急要請 ここを読まれた方に要請があります。
安田さんの保釈請求が却下され、現在、抗告中ですが、抗告が却下される(であろう)までの間、接見禁止は解除されているはずです。
したがって、現在、安田さんあてに電報をうてば、わずかな可能性ながら入るかもしれません。もし、電報が届けられれば、安田さんを力付けることができます。
みなさん、ダメモトで安田さんに激励電報をうってください。なるべく即座に。
なお、仮に今すぐ届かなくても、接見禁止解除後に届けられますので、無駄にはなりません。
電報の送り先:葛飾区小菅1-35-1A 安田好弘さん
本日午後、東京地裁は、安田さんの保釈請求(第3次)を却下しました。弁護団は、抗告を行う構えです。今回の請求を通すために弁護団や支援の会もさまざまに苦心されたところだと思うのですが、また全国の多くの方々からの署名も提出されたのですが、このような決定が出たのは大変残念なことです。
先ほど予告した二件の意見書を掲載します。
安田好弘:公訴事実に対する意見書
弁護人の意見書
昨日は1日行動で、集約集会の後も港合同での署名集約におつきあいし、ついでに軽く(のつもりが結構盛大に)支援関係者の打ち上げに参加していたら午前様になってしまい、家に帰るなりバタンキューで速報が打てませんでした。申し訳ありません。突破者・宮崎学さんのページでも紹介されていますが(昨日、宮崎さんとはじめて御会いしました)、東京地裁前の傍聴券抽選には予定枚数を数倍する傍聴希望者が殺到。異例の60席まで増やしたものの競争率は3倍を超えました。これとは別に安田さんの弁護団に選任された弁護士も60人近く集まり、交代で法廷に入りました。(もし弁護団が800人来たら武道館でも借り切るしかないな、と裁判所職員も冗談で言っていたそうです。)
傍聴希望者の中には、島田事件の「無実の死刑囚」赤堀政夫さんの姿も見えました。赤堀さんは終日傍聴され、報告集会にも参加されていました。
私はみごと外れ、午後には交代で入れるというので午前中は遠慮して日比谷図書館で時間をつぶしました。午後、傍聴することができました。
残念ながら、午後は書証の確認と検察側による証人尋問だったので、安田さんの肉声を聞くことができませんでした。
私の見た安田さんの印象です。一部報道には、「被告はやつれた様子」と書いてありましたが、特にそのようには感じませんでした。髪が乱れているというのはいつものこと(笑)。むしろ、獄中の健康管理がゆきとどいているのか、禁酒禁煙の功か、上半身の筋肉が盛り上がっているのがわかったと、日頃つきあいのある人々は皆指摘していました。
終始安田さんは厳しい表情で検察側を睨みつつメモをとっていました。最後に、裁判長により閉廷が宣言されると、廷吏は傍聴人を声高に追い出そうとします。みな、無言で安田さんに呼びかけました。そのとき、はじめて安田さんは傍聴席の方に顔を向けて、笑顔で我々の呼びかけに応えてくれました。感謝に満ちた、屈託のない笑顔であったと思います。傍聴してよかったと思いました。閉廷後、裁判所の2階にある司法記者クラブで、支援者と弁護団代表による報道記者会見があったのでそれも見てきました。対応したのは、菊田教授、岩井さん、弁護団から長谷川弁護士(実務弁護団)、伊藤弁護士でした。弁護団の起訴事実への反論は、ひとことで言って極めて難解なもので、ちゃんと理解するにはとくに民法に関する詳細な実務知識が要求され、正直なところ司法記者たちもさっぱりわからんという印象のものだったようです。それに対して、特に伊藤弁護士が「外野の立場から」ということでできる限りわかりやすく噛み砕いた解説をしました。私も、なかなかちゃんと理解するまでには至りませんでしたが、弁護団が極めて緻密な構成で検察立証の不当を証明し、あらゆる可能なレベルで無罪立証を全力で追求していることはわかったような気がします。
6時から、記者会見に出席した2弁護士を中心に報告集会が弁護士会館10階の第二東京弁護士会会議室でもたれました。当初予定していた部屋には入りきれないほどの人が集まり、急きょ大会議室に場所を変更しました。この場では、安田さんによる「公訴事実に対する意見書」、弁護団による「意見書」が配付されました。(この2文書については、テキストファイルを入手する手配をしていますので、受領しだい掲載します。)
報告集会の様子 この集会では、傍聴ができなかった参加者を念頭に公判の概略が説明されました。それによる公判の概略とそれへの説明は以下のとおりです。
多少分かりにくいと思いますが、検察の起訴がいかに無理筋であるかをわかっていただけると幸いです。私としては、午前中傍聴できず、またまだ上記2文書を読む時間に恵まれていないため、弁護士の発言のみをもとに再構成したので、不十分な点が多いだろうと思います。今後、上記2文書を転載するとともに、少しでもわかりやすくするために上記の記述を補っていきたいと思います。
- 冒頭手続
人定などに続いて(どうでもいいことですが、ここで安田さんは2度ほど自宅住所を間違えて裁判長に訂正されたそうです。よほど帰らなかった?)、起訴状朗読(冒頭陳述)。内容的には以前の「スン親子」に対する起訴状とほぼ同じものであり、ことさら「安田主犯」を強調し非難するものであったが、この起訴事実は極めてわかりづらいもの。「隠した」といっても隠された対象は「モノ」ではなく、賃料債権という抽象的なもの。これに対して「求釈明」を行ったが、それに対して検察は概ね答えず、検察側としては争点の明確化を避けた印象。
- 安田さんの意見陳述
上記「公訴事実に対する意見書」朗読。これはかなりわかりやすい。特徴としては、本来単に「やっていない」でもいいのだが、「こういうことはやったが、これは債務の多い会社を蘇生させるためにやった行動で、強制執行を妨害したものではない」という風にかなり具体的になっている。また、自己の無実のみならず、スン親子(共犯とされている)の全面無罪を主張している。
- 弁護団意見
上記「意見書」参照。だが、はっきりいって難解な内容。これは事実関係の争いよりも、抽象的法律論に重きを置いているから。内容はおおまかにいって、(1)強制執行についての実務論(とくに、その実務自体がめまぐるしい法律や判例の変更によってどんどん変わっていることを背景にした立論。具体的には、「物上代位」についての確立された判例をみても、債権者は所有権が移転された物件についても依然として強制執行をかけることが可能なので、「強制執行妨害」にあたるとの主張はいわゆる「不能犯」であり、不当であるという点が核心)、(2)強制執行妨害にあたらないという主張、(3)公訴時効にかかるという主張の3点。いずれにせよ、まずは検察の起訴そのものに無理があり、現在の法律実務と判例に照らせばあまたの疑義が発生し、法律的論点が存在することは明らかで、そういった法律論のフィールドで検察主張と対決していこうとしている。
これは事実関係での争いを避けることによってとにかく安田さんの身柄を一日も早く取り戻すということを念頭においた戦術でもある。
- 証拠調べ手続--書証取り調べ
一部を除き、検察側提出の書証については弁護側は「同意」。ほとんどの書証に同意したのは本意ではないが、弁護団意見の趣旨と同様、事実関係での争いを回避することにより一日でも早い保釈をかちとるという一点での戦術。
- 証人尋問
このように弁護団としては迅速な公判の展開を目指している(通常とは逆。今回は、検察側の方に裁判遅延の意図がほの見えている)ので、第1回公判で証人尋問まで行われた。ただ、この証人招請の順序では弁護団と検察は大きく対立していて、弁護団は、事案の真相を一刻も早く鮮明にし、裁判の論点を明確化するために、早期にポイントとなる証人(スン社関係者)の尋問を求めているが、検察は核心部分とはあまり関係ない証人から尋問しようとしている。今回尋問対象となったのは、三和ビジネスクレジットの当時の担当者。同社は住管とは無関係で、かつ唯一債権に強制執行をかけようとした当事者だが、同社が抵当権者として裁判の判決なしに強制執行をかけうる唯一の物件であった「サンハイツ元麻布」は、今回の起訴対象となっていない。つまり今回の証人尋問での検察側立証は起訴事実とは何の関係もないのである。
また、検察の冒頭陳述(要旨)はこちらです。***
昨日の公判で始めて御会いした方も何人かいらっしゃいました。宮崎学さんは、以前誰かが書いていましたがどこかの大学教授といった風情、あの攻撃的な文章からは想像もつかない穏やかな印象の方でした。「将門Web」の萩原周二さんは、萩原さんが報告集会で発言を求めたために御会いすることができました。また、「消費者IC」を主宰される山田秀夫さんにも御会いできました。また、このページを愛読してくださっていて、支援ページを「今後お手伝いしたい。デザインはどんなイメージのものでも作れます。」という頼もしい週刊金曜日読者のIさんにも御会いすることができました。また、傍聴券抽選のときには、署名用紙やこのページについての貴重な好意的批判や感想をお寄せくださっている黒川さんにも御会いすることができました。皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。
集会後、港合同事務所に移動して署名集約の作業をしました。全国から続々と手紙やFAXで送られてきた署名の山を見て、地理的環境から気軽に傍聴などの活動にこそ参加できないけれども、ずっと困難な状況で粘り強く地域での活動に取り組んでおられる方々の姿が浮かんでくるようでした。このようなインターネットの活動が、そういった地域的制約をすこしでも緩和するような形でお役にたてればとの思いを強くしました。
その後で、飲み屋に移動して(といっても、みんな食事する暇もなかったようで食い意地がはっていたようですが)、本日の感想など気軽に言い合いながら歓談のひとときを持ちました。
いろいろありましたが、「とにかく一日でも早く、安田さんの身柄をこちらに取り戻さなければ」という点で、弁護団も支援者も気持ちが一致していたという点が最大の印象です。実際、法律論だけでなく実務的にも、もはや安田さんの勾留を続けられる根拠は喪失しているのです。第3次保釈請求が本日、署名とともに提出されますが、その結果は早くて金曜日には出されるようです。良い結果が出ることを祈っております。
明日3月3日は朝から東京地裁(104号法廷)で安田さんの初公判が行われます。傍聴希望の方は、朝9時までに地裁に行ってください。傍聴券の受付はこれに遅れると相手をしてもらえないそうです。また、多数の傍聴希望者が予想されるため、必ず傍聴ができるとは限りません。私も、仕事の都合がつくかぎり、極力朝から向かうつもりです。最悪でも、夕方の集会には顔を出したいと思います。傍聴希望者の数が多いということは重要だそうですので、都合のつく方はぜひ朝から行ってください。
3月3日の安田第1回公判後の報告集会が、弁護士会館10階(第二弁護士会)の1002号会議室で、午後6時から行われることになりました。弁護士会館は、東京地裁のすぐ近くです。(地図はここにあります。)***
3月4日に再逮捕との情報はいまだ未確認にとどまっています。宮崎さんの本の出版などもあったため、当局も多少スケジュール調整を強いられているのかもしれません。
ホームページの日記で何回も安田さんの問題を取り上げておられる大岡みなみさんが、「横浜国際人権センター」の月刊誌『語る・かたる・トーク』の連載原稿に安田さんのことをお書きになりました。これは、大岡さんのホームページ「セカンドインパクト」で読むことができます。
大岡みなみのコラム風速計(インデックス)
風速計50・安田弁護士逮捕は不当だ
***
荒井良明さんから、「外国メディアを動員する作戦」と題するお手紙をいただきました。--------------------------------------------------------------
安田情報のハブ空港になっている社長日記、更新等大変かとも思いますが、がんばってくださいませ。
さて、日本のマスメディアはろくでもないので外国メディアにアップローチする作戦を開始しました。とりあえずUSA TODAYの editorに letter を送ってみましたが、3月3日および29日、30日の公判に外国メディアがおしかけるというようなことがあれば、外圧に弱い国柄、外からよく思われたいというスケベ根性、等により、多少は安田裁判のヘルプになるでしょうか。
いますこし暇ができたら、英語での安田支援HPを立ち上げようかと思って います。その際にはいろいろと教えてくださいませ。
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いやあ、そのとおりですね。日本が弱いのは外圧ですから、こういう作戦はとても有効だと思います。
その英語のレターも同封していただいたので、以下に掲載します。このページの上のほうにある "Summary in English" からもリンクします。
A Letter to USA Today Editors
***
宮崎学さんのホームページによると、「3月4日再逮捕」の警察/検察のスケジュールが変化したようです。いまのところ詳細は載っていません。ずいぶん早くリークされたので、向こうも混乱しているのではないでしょうか(^_^)
安田さん弁護団がFAXで「弁護団ニュース第1回」を配信しましたのでここに転載します。
安田弁護団ニュース(第1回)
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宮崎学さんの新著『地獄への道はアホな正義で埋まっとる』(太田出版、本体1100円)が全国の書店にて発売されました。キツネ目ページに宮崎さんが折々に書かれた安田弁護士逮捕の問題についての文章に加筆した上に、住管機構尾崎専務との一問一答が掲載された貴重な一冊です。ぜひ書店でお求めください。
このサイトを御覧いただいている、黒川さんという方から、支援の会が取り組んでいる署名における、署名用紙の内容について、疑問点の御指摘をメールでいただきました。それに対し、支援の会の中心メンバーのひとりで、『インパクション』安田弁護士特集号にも原稿を書いておられる岩井さんの方から、返答がありました。黒川さんのメールと、岩井さんの返信の両方をこのサイトにて掲載します。
黒川さんには、貴重な御指摘をいただいたことを心から感謝申し上げます。御指摘の内容は、署名用紙の内容にとどまらず、このような「支援ホームページ」の内容にも通じる問題が含まれていました。安田さんを支援していく人々を広げていきたいという心情において一致する方から批判をいただけることは、ホームページの内容と説得力を向上させていく上で極めて有益なことと思います。今後も忌憚のない御意見をお気軽にお寄せいただけるよう、読者の皆様にお願い申し上げます。
署名用紙の内容への疑問点とそれへの返信
今日も「キツネ目」ページ情報ですが、第1回公判(3月3日)の翌日、3月4日に安田さんが再逮捕されるという情報があるようです。詳しくはこのページをごらんください。
「容疑」は例の日新開発の件で、再逮捕に先立って日新開発の社長が逮捕される予定だが、事実上検察と社長の間で司法取引ができていて、「検察が立てた筋書き通りにすべて安田に指示されてやったと供述すればすぐ出してやる」ということだそうです。
ホントかウソか、でもキツネ目ページはずっと、確度の高い情報を流し続けてきた実績がありますから、無視することはできません。検察の意図はもう完全にファッショといってよい、すべての良心的弁護士活動の制圧にあると考えなければならないでしょう。
再逮捕の策動を許すな!
前回、「キツネ目ページからは目がはなせない」と書きましたが、期待に応えるかのように週末の更新でかなりの「特ダネ」が掲載されています。
警察がガサ入れした日新開発の前顧問弁護士は、住管機構の幹部だった
実はこの話は噂レベルではこちらにも入ってきておりまして、それが実は前回ほのめかした「すごい情報」だったのですが、キツネ目組はこの噂に関してきっちり裏をとったようです。さすが情報軍団ですね。
お読みいただければわかるように、住管の専務(中坊社長につぐNo.2)である尾崎純理弁護士が、実は安田さんの前任者としてこの間強制捜査があった「日新開発」の顧問弁護士であった、というものです。
他にも、宮崎さんの調査で、中坊社長にも地元の利権を巡るスキャンダラスな話しがあったり、もう一人の大幹部黒田常務に関しても調査を進めているようです。そして、そこから「弱味を握られつつ権力ともたれあう弁護士」という住管幹部の本質を描き出そうとしているようです。それは穿ち過ぎなのかどうか、上のリンクから上記の記事をお読みになって、各々判断していただければと思います。私は、仮説段階とはいえ、今回の問題の本質的構造をとらえているのではないか、と思います。
最近ずっとほんとうに忙しくて、更新はおろか仕事以外のことがほとんど何もできない状態でした。こんなことは空前絶後でしょう。ようやく先が見えてきた感じです。***
さて、先日読賣新聞社の連載『弁護士』を読んでその記述に激怒した安田さんの同窓生の荒井さんの読賣への質問とそれへの回答を掲載しましたが、荒井さんが再質問状を公開されましたので、こちらで公開します。初期報道が一段落ついた段階での、このような読賣の連載ものに見られる悪徳弁護士キャンペーンは、明らかに大マスコミが「社」として政治的な方針を打ち出し、現場の記者を駆り立てて作文を作り上げていることを示しています。このような、権力=マスコミ一体型の策動をひとつひとつ反撃していくうえで、このような報道現場へのチェックは大きな力となることでしょう。
荒井良明『読賣新聞社への再質問状/特集・弁護士7への緊急質問状』
安田署名の現状と集約準備よびかけ
安田さんを支援する会によれば、現在までに約1万2千枚の署名用紙(6万人分)を印刷、そのほとんどを各地に配付したとのことです。これだけの量の署名となると、配付したものを回収するのも大変です。集約期限は今月末ですので、手許にある署名用紙ははやめに埋めて、はやめに集約先に送りましょうね。(うう、私も忙しくてほとんどできてない... 私から署名用紙を渡された方、よろしくお願いします。)
なお、署名用紙希望の方は、FAX 044−865−1445、E-MAIL bon@terraworks.com、ニフティSHB00664@nifty.ne.jp の、安田さんを支援する会・連絡先(対馬滋)までご連絡を!(これは前回の繰返しですが)***
公判と傍聴について
第1回公判は3月3日。午前10時から刑事104号法廷で、夕方4時までです。
傍聴希望者は9時に裁判所に集合とのことです。マスコミが多数きて傍聴券を集めると思うので、こちらもできればたくさんの人が行ってできるだけ券を確保したいものです。なお実際の傍聴者は地方から来られた方を優先したいとの支援の会の意向もあるようですのでそのあたりのことはよろしく。
なお第2回以降の公判日程は、3月29、30日と連続して入っているとのこと。このときに傍聴する機会もあります。***
安田さんを支援する大阪の会(仮)結成集会
安田さんを支援する大阪の会(仮称)結成集会
『弁護士の弁護士たる所以はその戦闘性にある』
***
- 事件について―――――――安田弁護団・長谷川純弁護士
- 逮捕の不当性について―――福島至龍谷大教授
- 安田さんの人柄を語る―――同期弁護士(予定)
- 日時 2月18日(木)午後6時30分
- 場所 大阪弁護士会館(最寄り駅淀屋橋、北浜)
- 参加費 1000円
- カンパ先 郵便振替口座 00910−4−2075
口座名 死刑廃止フォーラムinおおさか
(通信欄に「支援する会カンパ」と明記下さい)
仮事務局 TEL.06-6311-8875 FAX.06-6311-8870
藪田司法書士事務所
先日、現金の差し入れが可能と書きました。現在、花・缶詰めの現物差し入れは限度を超えてしまいましたので、いま差し入れされたい方はぜひ現金でお願いします。
現金書留でOKですが、こちらの名前は本名でなくても届くそうです。「安田無実(やすだむじつ)」名で差し入れに成功した人がいるとか(笑)。
送り先は、「葛飾区小菅1-35-1 安田好弘」宛。
なお、御本人はいままでの差し入れに対し、面会者に非常にうれしそうに「誰から何の差し入れがあった」と話すそうです。差し入れは外からの支援の意志を示す最高の方法のようですね。
去る10日、安田弁護士の2度めの保釈申請が却下されたそうです。この却下自体はまあ予想されたことと言えますが、この申請に関して検察側が出した意見書に、おどろくべきことに「家宅捜索中の捜査員の写真を掲載したホームページ」の存在が挙げられていたそうです。
キツネ目のページのことなのですが、ここに詳細が掲載されています。
そもそも肖像権の発生しない公務中の公務員の写真を、ホームページに掲載したから保釈の許可が相当でないというなどは、なんと感情的でナンセンスないいぐさでしょうか。まったくあきれかえります。このどうしようもない検察官は、東京地検の浦田啓一という検事です。
この文書は、今後のインターネット社会にあって歴史的な笑い者の文書になるでしょう。浦田君、歴史に名前が刻めてほんとうによかったね(爆笑)***
ところで、2/7にお伝えした、土屋弁護団長が全国の弁護士に送付したという文書ですが、ただいま入手いたしましたので取急ぎ掲載いたします。
安田好弘弁護士の弁護人への就任のお願い
2月6日の新聞報道によれば、土屋公献・安田弁護団長(元日弁連会長)は、全国の全弁護士(約16,700人)に対して、安田弁護士の弁護人に就任するよう求める要請書を送付する(9日に発送)とのことです。
「事件は弁護士にとってひとごとではない。・・・弁護士の総力をあげて無罪と早期釈放を勝ちとなければならない」というような内容だそうです。
関係者によれば少なくとも千人規模の弁護団結成をめざしているとのこと。
最近更新が滞っていまして、更新を楽しみにしておられる方々には誠に申し訳ありません。本業が多忙になってしまっているのもありますが、まあ今週はとりたてて御報告すべき情報が入ってこなかったというのもあります。それでもいくつか。***
「インパクション」安田特集号(No.112)近日出来!
安田さん関係の目次はこちらに掲載したとおりです。もちろん安田さん関連記事以外の記事もたくさん入っています。
2月15日配本とのこと。いままでにメールなどで申し込まれた方には、10日に発送されるそうです。
176ページで、1200円+税60円。
「今回に限り、送料は小社負担」とのことです。どんどん申し込みましょう。
申込みはメールでも受け付けるようです。インパクト出版会(impact@jca.ax.apc.org)へ。***
署名用紙、送ります
「安田さんを支援する会」にたくさんの署名用紙がストックされているそうです。署名用紙を持っていない方、足りない方、以下に一報して送ってもらってください。また、署名に協力してもらえそうな心あたりのある方(グループ、個人)の連絡先をメールで以下のところに教えてあげてほしいです。
署名用紙希望の方は、FAX 044−865−1445、E-MAIL bon@terraworks.com、ニフティSHB00664@nifty.ne.jp の、安田さんを支援する会・連絡先(対馬滋)までご連絡を!***
安田さんの近況
漏れ伝わってくるところをいくつか:
- 差し入れの缶詰めが飽和状態。「しばらくもうええわ」という感じらしいです。(差し入れ屋さんも処理能力を超えた状態だそうで)
- 運動不足解消のために、縄跳びと腹筋運動に精を出しているが、腹筋のやりすぎでお尻の皮がむけたそうです。
- 一時歯茎に異常があったけれども快癒。現在は甘いものにこだわっているとか。
- 足に関しても診察を続行中。たばこのせいだということで、あと5ヶ月ぐらい禁煙すれば体質が改善されるのではないかということです。
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差し入れについて
缶詰めは入りすぎても処理に困りますが、現金はいくらあってもそう困るものではない、ということで、現金は差し入れできるということです。現金書留で以下の宛先に送れば、すぐに入ります。お金に余裕のあって支援したい方はぜひ・・・
「葛飾区小菅1-35-1 安田好弘」宛。
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さて、今日(土曜)は昼から以前お知らせした横浜市南区役所の会議室で開かれる報道を考える講演会に参加してきます。今回はいろんな方と会えそうで大変に期待大です。
確実ではありませんが、今回は当日にノー・アポで行ってもおそらくキャパシティの限界には達していないので、入場できるんじゃないかなあ。暇な方、ぜひどうぞ。
早いものでもう2月になってしまいました。初公判まで1ヶ月、厳しい寒さが続くと思いますが、安田さんには寒さで体調を崩されることなく闘ってほしいと思います。
このページがものすごく巨大になってきたので、99年1月22日までの日記をバックナンバーとして分離しました。だいぶん軽くなったことと思います。***
さて、荒井良明さんによる読売新聞社への質問状に対する、読売新聞社からの回答があったと、荒井さんよりメールがありました。まずそれを掲載します。読売新聞社社会部「弁護士」取材班
荒井 良明様
読売新聞社社会部「弁護士」取材班
1999/1/29
ご返事が遅くなり申し訳ございません。
メールでご質問がありましたので、回答させていただきます。
【1、2について】
・取材源に関することですので、お答え致しかねます。どうぞご了承下さい。
【3、4、5について】
・取材班としましては、死刑廃止運動や松本智津夫被告公判などに真摯に取り組む安田弁護士について、日ごろから理解をもって注視して参りました。
紙面に掲載された字数が少なかったからといって、その人の主張を軽んじているというようなことはありません。
今後とも、安田弁護士の公判や、「不当逮捕」を訴えて救援活動に乗り出しておられる方々についても、注目して取材を続行する所存です。
今後とも、読売新聞社をよろしくお願い致します。
以下、この回答の転送メールにそえられた荒井さんからのことばを転載します。
回答の内容は全く満足できるものではありませんが、「今後とも、安田弁護士の公判や、『不当逮捕』を訴えて救援活動に乗り出しておられる方々についても、注目して取材を続行する所存です」と言わしめたことは1ナノミリ位の価値はあるのかな。
安田好弘弁護士逮捕を報じた記事で日刊スポーツは、安田弁護士に「『日本弁護士会の宝』と言われる」という形容語句を冠していましたが、安田くんはひとり「日本弁護士会」の宝であるのみならず、虐げられた人々や、社会の底辺にいる人々、犯罪に走ってしまった人々、死刑の恐怖に打ち震えている人々、そして多くの民衆の宝なのですから、「安田に手を出したらわしらが許さん」ということを権力にもマスコミにも知らしむる必要があろうかと思います。
そのために、安田支援の運動が大きく盛り上がり、継続性を維持していくことが必要と思います。小生も社会の片隅で日々営々と労働にいそしむ市井の一庶民に過ぎませんが、だからこそ(権力者、支配者の側にいないからこそ)「安田に手を出したらわしらが許さん」という戦いに、微力ながら力を傾注する義務があると思っています。
マスコミのいわれなき「悪徳弁護士キャンペーン」に断固とした抗議の鉄槌を下していく戦いの一環として、この内容なき「回答」に、近日中に再質問をぶつけるつもりです。
***
引き続き、荒井さんからの、同窓生関係の救援組織の情報です。【一橋大学「安田くんを支援する会」】ニュース No.1が届きました。これは、同会事務局の生川正洋君(1月23日の「安田さんの逮捕を考える会」で話をした彼です)が1月9日の発起人会での話し合いをもとに作成したものです。一部抜粋します。
以下同ニュースからの引用
○今後長期化が予想される安田くんの裁判を継続的に支援する目的で、一橋大学「安田くんを支援する会」を発足させることにしました。なお、代表には安田くんとともにオウム事件の弁護を行っている弁護士の前田裕司くんを選出しました。
○「この会の活動について論じ始めると、意見が分かれるところです。カンパを寄せていただいた皆さんの中には、純粋に安田くんへの友情からという人もいますし、より社会的な視点からとらえる人もいます。ついては、この会としては友人としての立場から参加することだけを相互に確認し、それ以上の活動については各自の判断に委ねることにしました。その趣旨に沿って今後定期的にカンパの要請を行いますが、・・・…その上にさらに友人としてできることがあるとすれば、安田くんの清廉な人格とこれまでの人権擁護にかかわってきた無私の活動をそれぞれの言葉で、周辺の人々に語っていくことではないでしょうか。そのことが、いわれのない“悪徳弁護士”キャンペーンに対する反撃にもなります」
○ 2月20日(土)第2回目の会合を開きます
以上、同ニュースからの抜粋でした。
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集会情報です。
●三重県四日市市で『死刑と人権』を考える集い―安田さんと共に
日時 2月11日(木)午後1時30分から4時30分まで
場所 四日市本町プラザ2階第1会議室
アムネスティ日本支部制作ビデオ「死刑廃止を考える」上映と
日方ヒロコさんの講演
近くのお住まいの方は、是非ご参加下さい。
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以下、「安さんの会」の対馬さんのメールから。四国の生田弁護士(元裁判官)が、四国フォーラムに以下の小論を寄せられました。異論があるやもしれませんが安田さん逮捕の背景を理解する一資料として、皆さんと共有したいと思います。なお、生田弁護士は、この文章のマスコミへの提供も了解されています。
安田好弘弁護士不当逮捕の構図
*逮捕翌日の住管の告発が無ければ勾留・起訴はなかったという生田弁護士の指摘に、強い怒りがこみ上げています。四国フォーラムから送られたこの小論を、東京で住管研究をしている岩井さんにファクスしたところ、次のような返事がありました。併せて参考にして下さい。ファクスありがとうございました。参考になりました。いくつかの箇所で、私が今回のインパクションの原稿で書いた議論がそのまま書いてあり、我が意を得たりの気持ちです。特に私も原稿の最後で「逮捕の意図だけではなく、逮捕を可能にした構造をも問題にしなければならない」と書いたのですが、それと同じ言葉がこの文章の最後にもあり、基本的に同感です。ただ、住管機構に独自の権限を与えるべきであるのであれば、そもそもなぜ株式会社にしたのか、という点も問題になるだろうと思います。
この文章は中坊さんと住管機構の関係を中心にしていますが、ここでも少し触れられている住管機構と警察の関係に最近の興味が移っています。どうも警視庁がはりきっているのではないか?そして安田さんを逮捕した警視庁捜査二課長と公安部長を経験した人が、現在警視庁副総監になっています。あやしいです。取り急ぎ。
というような背景分析に接すると、23日東京集会で海渡弁護士が述べた「自分が逮捕されるかもしれない」という一言は、重い一言となって伝わってきます。海渡弁護士は、このとき、権力が逮捕・勾留した被疑者の側に立ち真実解明に努めるのが弁護士本来の職務とも述べています。忠実にその職務を果たそうとする弁護士が標的とされる時代―和歌山カレー事件の弁護士批判もその一端でしょう。
安田さん不当逮捕をあらゆる場面で訴え、理解を求めることで、この弾圧を跳ね返しましょう。
***
同じく対馬さんのメールより。差し入れがたくさん来ているようですね。差し入れありがとうございます。
差し入れ屋さんが困るほどです。これから差し入れようとする方は缶詰1人1個でお願いします。なお、現金の差し入れも可能となっています。「葛飾区小菅1-35-1 安田好弘」宛。こちらはすぐに届きます。
今日は、安田さん情報ではないのですが、関連おすすめ企画ということで、メディアを問うイベントの御紹介をさせていただきます。この企画の存在は、「EIN(新聞に教育を)推進協議会」というサイトを主宰されている、現役新聞記者の「びし」さんに教えていただきました。以下、適宜びしさんの文章を引用しながら御紹介します。
企画とは、2月から横浜市南区役所で始まる講座「報道を考える」です。安田弁護士逮捕報道問題も随所に出てくるのではないでしょうか。
ニュースを一方的に受け取るのではなく、伝える側にある新聞関係者や識者の話を聞き、「報道」の在り方を考えるという好企画。区民が立案し、区役所は業務委託という形で金と会場を提供するだけで、余計な口出しはしない。
2月6日から同27日までの毎週土曜日午後2〜4時、南区役所の会議室で開かれる。6日は「記事はこうして作られる−涙ぐましい努力? 見出し言葉の怪」というテーマで、現役の新聞記者が新聞制作の現状を報告。続いて13日は新聞労連中央副執行委員長の森川潔さんが「新聞人の良心宣言−報道する者の倫理とは?」、20日は同志社大学教授の浅野健一さんが「人権と報道−犯罪報道に見る人権侵害例人権」、27日は人権と報道連絡会事務局長の山際永三さんが「賢い読者とは−読者はメディアをコントロールできるか」と題した講演をそれぞれ行う。最終日は参加者を交えた討論会もある。
人数に限りがあるため聴講には申し込みが必要です。問い合わせ、申し込みは南区役所生涯学習支援係(045-743-8195)。南区役所は、横浜駅から市営地下鉄(戸塚行)に乗り、蒔田(まいた)駅下車徒歩3分。
- 参加資格:とくにありません(横浜市民以外も可)
- 聴講料:無料!
- 保育施設:有り。(2歳以上の未就学児対象。要予約。おやつ代百円)
大住良太さんの「メディアの辺境地帯」に、1/23の集会報告が掲載されています。スピーカーの発言について、重要な部分が補足されていると思いますので、ぜひ御覧ください。
「メディアの辺境地帯」安田弁護士支援運動の報告・その2
また、萩原周二さんのサイトには、東京地裁刑事16部に提出する署名運動の提起が掲載されています。
安田さんの身柄釈放を要請する署名活動の提起
まず、集会で配付された文書を2点収録しました。
石田主任弁護人による経過報告
1/23集会主催者による報告
これらを読まれることにより、安田弁護士不当逮捕をめぐる現在の状況はだいたいお分かりになるのではないかと思います。***
集会では、安田さん支援に向けた行動提起がなされました。先にこれを紹介します。
行動提起 --- 全国から力を
(これは内容的に以前ここに書いたことと同じですので、こちらをごらんください。計算間違いのないように御注意ください。---小柳)
- 東拘の安田さんと繋がるために
(1) 寄せ書き
これまで安田さんと出会ってきた人たちから、ひとこと励ましのメッセージを添えた寄せ書きを募集します。すでに、大阪から寄せられましたが、安田さんはとても喜んでいました。20日現在、仙台、松山から届いています。
地域ごとに相談して、支援する会連絡先・川崎市宮前区平2-12-14-202 対馬まで送ってください。
(2) 差し入れ
早期保釈を勝ち取るための署名を 署名用紙を直接入手されたい方は支援する会に連絡してください。とりあえず小柳にメールをくださっても結構ですが...。現在スキャナが壊れており、前回のように画像を載っけられるかどうか不明です。---小柳)
早期保釈を得るための署名を集めます。署名用紙には逮捕・勾留の不当性を簡単に説明した報告もパックされています。
安田さんの逮捕そのものが不当であり糾弾は続けねばなりませんが、同時に安田さんの身柄を早期に釈放させ、安田さん自身が裁判に取り組める体制を作り出すことが 先決と、支援する会・東京は判断しました。すでに年末の保釈請求が却下されており、情勢は楽観を許しません。安田さんと繋がるあらゆる方の署名を求めます。裁判所を埋め尽くす署名を集め、安田さんを取り戻しましょう。
署名は、第1回公判(3月3日の予定)直後に提出します。集約日は2月末日とします。一斉に提出しなければなりません。集約日を守ってください。
カンパのお願い ***
保釈金、裁判費用と資金が必要になります。資金カンパをお願いします。
郵便振替口座をもうける時間的余裕がないため、安田さんと共に活動を続けている「死刑廃止フォーラム」の口座を一時借り受けました。振り込み時に、通信欄に「安田さんへのカンパ」と明記してください。
口座名 フォーラム90
口座番号 00180−1−80456
23日の集会では3人のメインスピーカーによって、それぞれの立場からのお話がありました。そのうち、主催者がまとめてくれるのではないかとは思いますが、とりあえず当方がまとめた要旨を報告します。●安田弁護団より 藤澤弁護士の話
藤澤弁護士は、現在13人いる安田さん弁護団のひとりです。主任弁護人の石田弁護士とともにこれからの裁判闘争の中心を担うことになります。
藤澤氏からは、まず逮捕から現在にいたるまでの経過を、弁護団の視点から報告しました。その内容はほぼ、今日収録した石田弁護士による経過報告のとおりです。
文書に述べられていなかった点としては、
といったことがありました。
- 1月14日の麻原裁判に出席するために、勾留の執行停止を申し立てたが認められなかったこと
- 保釈審査担当の刑事14部には複数の裁判官がいるが、安田さん担当は特定の同じ1人の裁判官で、別担当者になることによって判断がかわるという期待ができなかったこと
- それでも、初公判(3/3)以前にも保釈申請は重ねて行うこと
また、「容疑事実」とされるものの内容についても弁護団としての次のような見解を解説しました。
立件された容疑としては「顧問会社が所有するビルの賃貸人の権利を偽って譲渡したという行為を行わせた」というようなことが指摘されているが、安田弁護士が顧問会社に経営上のアドバイスとして指導したのは「サブリース契約」(別の会社に一括貸しする契約)であり、これは合法であること。
また、藤澤弁護士と安田弁護士の、これまでの20年にわたる交際を紹介、弁護団としては、安田氏の「違法行為を指導することは行っていない」という弁明は、安田氏の弁護士としての永年のやり方から考えても「絶対的真実」であると確信しているとの発言がありました。
そのうえで、現在の安田氏の勾留などの処遇については、なんらかの制裁的意図があるといわざるを得ないこと、安田さんはしかし、現在の勾留が辛いということではなく、弁護士としての活動ができず本来の使命が果たせていないことが何よりも苦痛であると思っているということを述べました。最後に、弁護団としては、裁判にあたってはひとつひとつの事実について細かい反証作業をやっていくつもりである、また弁護団と支援する会は、あたかも車の両輪のようなものと位置付けて闘っていきたいと、弁護団として支援する会との共闘関係を大切にしていく意思を明らかにしました。●海渡弁護士より、弁護士界の全体状況に関わる話
海渡弁護士は、監獄人権センターなどの活動を通じて、安田氏と重なるような問題意識から、人権問題に取り組んでこられた弁護士です。また、所属弁護士会・派閥とも安田氏と同じです。今回の安田弁護団には加わっていませんが、外野の支援の立場から、所属弁護士会を中心に弁護士界への支援の働きかけを推進しています。
まず、海渡弁護士からみた今回の事件の「容疑事実」とされるものを巡っての見解が述べられました。藤沢弁護士と同様、安田氏が指導した「サブリース契約」は適法な行為であり、資産の隠匿にはあたらないこと。また、住管が、隠匿されたとする物件について抵当権を持っていたとすれば、その名義が変更されても、物上代位の解釈により差し押えは可能であり、今回のように刑事事件相当として強制執行妨害を適用するというのは誤りであることを、今回の事件が発生したとされる以前の最高裁判例を例示して述べました。そして、今回の「摘発」に至る過程で、安田氏が一切の弁明をしなかったのは、弁護士としての、過去の依頼者に対する守秘義務に基づく、弁護士の証言の拒否権の行使であり、立派な行為だと思うと述べました。
つぎに、最近の中村法相発言に見られるような「弁護士批判」は、刑事裁判を公正なものにするためのシステムとしての現在の弁護士の役割といった基本的な事柄を理解していないものであること、国会で制定されようとしている組対法での「マネーロンダリング」対策により、事実上「私選弁護」のあり方が否定されること(「反社会的」とされる集団の弁護による弁護士報酬が違法とされる)、読売新聞に連載されている弁護士否定記事、など、最近とみに弁護士としての活動に危機感が高まっていることを訴えました。
さらに、今回の「告発者」である住管の問題にも言及。住管の業務として「刑事事件相当案件」の探し出しが「国家的な課題」と位置付けられていることを、黒田論文を例に紹介。また、今回の件を巡って、弘中弁護士を中心に、中坊氏に公開質問状を出したところ、その回答で、「捜査当局が強制捜査の準備段階に入っていたことから、(安田氏の顧問会社との弁済に関する)実質的交渉を中断」したこと、また、「(強制捜査前に)告発は拒否」したのだが、「(警察の逮捕後に告発したのは、逮捕状の交付と執行によって)『犯罪と思料する』段階に至ったと判断」した、といった内容があることを明らかにしました。つまり、住管は告発するにあたっておよそ主体性がなく、警察情報のみに頼っていたということです。しかし、現状では逮捕令状の裁判所に於ける却下率は0.1パーセントに過ぎず、逮捕令状が出たからといって被疑事実があったものと考えるなどというのはおよそ「常識外」であることを追及しました。
また、住管に対して、未確認情報ながらも、今回告発しなければ、今後の住管による刑事告発の際に預金保険機構は捜査協力をしないという、国家権力による圧力があったという疑いが強いことを指摘。本来事件の「主犯」の位置にある会社の共犯者はすでに釈放・不起訴などになっており、事実上安田弁護士ひとりが狙われた格好になっていることなどからも、今回の逮捕が国家権力による圧力によるもので、それに対して唯々諾々と従った中坊氏は、明らかに本来の弁護士としての使命を忘却してしまっていると批判しました。
しかしながら、弁護士界内部では相変わらず中坊氏の神話的な影響力が強大であるという実態があり、安田氏を支持する勢力が多数を占めるには至っておらず、また今回の告発人である住管の専務(尾崎弁護士)と常務(黒田弁護士)がいずれも安田氏と同じ弁護士会の同じ派閥であることを例にとって、事実上弁護士会の分断状況が発生していることを指摘。このような中で弁護士からの保釈要求署名を精力的に集めていることを報告しました。●山口正紀氏より、メディアの犯罪性についてのお話
山口さんは、読売新聞に勤務しながら、報道の人権侵害等を追及する「人権と報道・連絡会」の主要メンバーとして活動。まず、自身の勤める読売新聞の記事で、海渡さんのような安田さんを支援する動きが弁護士界内にあることに対して「弁護士の特権意識のあらわれ」という攻撃がなされたことを紹介。
今回の事件については、第1報を聞いた時点で、いままで知っている安田氏の人柄から言っても、「冤罪である」と確信したと述べ、過去の取材の中でいかに安田氏の弁護士としての活動が優れていたかを感じた事例を紹介しました。
ついで、今回の「安田氏逮捕」を巡るメディアの動きを逐一紹介、今回の事件は権力が市民をナメきったものであるが、そのようなことができる基盤を作ったものがメディアであることを指摘しました。最近の大きな流れとして、「和歌山」「オウム」を巡っての弁護士批判が各新聞・週刊誌等で繰返され、「麻原公判100回」「弁護団が裁判を遅らせている」(実際には超ハイペースと言えるのに)といったキャンペーンのまっただ中で「逮捕」された安田弁護士に、徹底した犯人視報道、悪人視報道がされたことを振り返り、朝日新聞に警察の談話として「安田弁護士は超えてはならない一線を超えた」という記事が載せられたことを逆手に、「一線を超えたのは明らかに権力であり、超えさせたのはメディアである」と看破しました。
逮捕後の12月8日には捜査機関からの一斉リーク情報をもとに「犯行を終始指示」といった見出しが踊ったが、いずれの記事も「捜査二課の調べでわかった」と中身のない報道。また、中村法相発言を巡っても、その弁護士非難を適切に論難するどころか、安田弁護士をまたも悪徳弁護士扱いするかのような「毎日新聞社説」が登場したことなど、相変わらずのメディア報道のひどさを逐一検証しました。
集会の後の二次会が日付変更線横断直前まで続き、さきほど帰ってきました。もうすでに「キツネ目」ページには報告と、安田さんのアピールが掲載されていたので驚きです。今回は、京都大学新聞にも報告を投稿しなければならないので、詳しい報告文の作成はそれも兼ねて明日にすることにします。今夜は簡単な概要のみ。
18:25開始 於:赤坂区民センター
4〜500人ほど入りそうな会場がだいたい埋まっていたので、参加者は400人前後か?
会場では寄せ書きが回され、数百人の熱い寄せ書きができたようです。
- 主催者挨拶(岩井さん)
- 保坂衆院議員よりアピール(所用で先に帰るため)
- 安田さんのメッセージ(1月21日付け)
- 藤沢弁護士(安田弁護団弁護人)より保釈請求などの経過報告と今後の展望・方針などについて
- 海渡弁護士より、「容疑」事実についての見解と、事件の背景にある問題について(中村法相発言、組対法=私選弁護体制の否定、住管機構と弁護士の分断状況)
- 山口さん(読売新聞記者、人権と報道・連絡会)より、この間のメディアの状況のその犯罪性について
- 5分間アピールその1(大口弁護士、同窓生の及川さん、争議団体連絡会の佐々木さん、仙台の荒井さん)
- 集会へのメッセージ朗読(福島瑞穂参院議員、東京拘置所在監・丸岡修さん)
- 5分間アピールその2(名古屋の日方さん、死刑廃止フォーラム大阪の薮田さん、福岡合同労組の筒井さん、菊田明大教授)
- 行動提起(寄せ書き、差し入れ、署名、カンパ)
始めて御会いできる方がどれぐらいいるかなと思ったのですが、偶然にも「メディアの辺境地帯」主催の大住さんと集会開会前に出会うことができました。住所もそれほど遠くないし、今後もいろいろ情報交換や交流ができそうです。
宮崎学さんをお見かけしたので、後ほど御挨拶に伺おうと思っていたらいつのまにか姿を消してしまいました。そのあたりの事情(?)は「キツネ目」サイト参照。人気作家は辛いですね(笑)。
また、何人かの安田さんの親類の方に御会いしました。このサイトを通じて情報を得られているということで、そのような形で少しでもお役にたてているということに喜びを感じるとともに、とりあえずこのサイトの趣旨に御理解を賜っているようで安心しました。
今回の集会では、メインの3人のお話が非常に充実していたと感じました。さまざまなレベルでとても突っ込んだ具体的な話がなされ、参加者は改めて安田弁護士の無実・無罪を確信するとともに、このような冤罪を生み出した、現在の経済危機・社会不安を背景にした権力の暴走と、それに対する根源的な批判力を欠いたマスメディアのあり方に対する疑問と怒りを明確にしたと思います。