
閲覧者の方々からのメールをお待ちしております。「安田さん不当逮捕・起訴問題」について、意見・感想・情報等ありましたらぜひお寄せください。メールは匿名で発表させていただくことがあります。
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2003年12月26日 安田好弘弁護士弁護団3.31.2006 日記をblogに移行します
御無沙汰しています。
以前ちょっと書きましたが、社長日記をブログシステムに移行します。
ブログの場所はこちらです。
よろしかったらアクセスしてみてください。2.3.2006 高裁初公判! 笹原さんによる報告
2月1日、東京高裁にて安田さんの控訴審第1回公判が行なわれました。公判の模様と、閉廷後に行なわれた報告会の内容を、「支援する会」の笹原恵さんがまとめてくださいました。許可を得てこちらに転載します。少々長いものですが、非常にわかりやすいと思いますので、ぜひ御一読ください。
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2月1日の控訴審の報告
1 次回以降の期日
4月19日 13:30〜
5月22日 13:30〜
6月26日 13:30〜
いずれも東京高裁です。傍聴の予定を入れておいて下さい。
2 控訴審当日
1)傍聴券の発行と抽選
抽選はなく、先着順というのが事前情報でしたが、結局、抽選になりました。わたしが東京高裁に到着したのは9時少し前ぐらいでしたが、門のところには、江頭さんがスタンバイしており、少しずつ人が集まってきました。35人は入れるという話でしたが、9時40分までに44人の人が集まり、整理券が配布され、コンピュータによる抽選が行われました。ということで、9人が傍聴券をゲットできず、交替を待つことになりました。
2) 法廷の様子
午前10時から第102号法廷で控訴審が始まりました。正面には、白木勇裁判長、それに忠鉢孝史裁判官と小川正明裁判官が座り、検察席には3人の検察官が座っていました(真ん中は地裁段階でも出ていた新河検事)。弁護人席は3列になっていて、第一列目の、一番手前(傍聴席側)が安田さん、藤沢弁護士、込山弁護士、その隣に、午前中に意見を述べた、後藤、河原、金子の三弁護士、その隣が渡辺(脩)弁護士、土屋弁護団長、前田弁護士でした。二列目、三列目には、8〜9人の弁護士が並び、たぶん25人ぐらいの弁護士が弁護人席に座っていました。
そしてそちらに入りきれない弁護士用に、傍聴席の左側の二列が、弁護人用に確保されていました。ざっと数えたところ、各地から集まった弁護人が40人ぐらいはいたと思います。真ん中右側の列と一番右側のメディア席の後側が傍聴席で、我々一般の傍聴人は35人、メディア用の席は12席用意してありましたが、実際に座っていたのは9人でした。
3)開廷〜午前中
検察の控訴趣意書ぼそぼそ朗読
まずは人定尋問があり、裁判長が安田さんに「被告人、前へ」と呼びかけ、緊張感が走りました。無罪の判決を受けたのに、ふたたび「被告人」と呼ばれなければならないことに改めて怒りを感じました。名前や住所を確認した後、検察側の控訴趣意書朗読に入りました。 読み上げたのは新河検事で、ぼそぼそとした早口で、30分もの間、要旨を読み上げました。「本件は、典型的な強制執行妨害事件であり・・・」に始まり、「原判決は、裁判所の予断と偏見に満ちたもの」「原判決は、債権者の視点を欠くもの」「原判決は客観的、総合的評価をしていない」など、どこかできいたフレーズが並びました。しかしその批判は、ほとんど根拠がない、まさに「作文」でした。それにしても、「裁判所の、検察の捜査活動に対する予断と偏見」なんていうフレーズをきくと、実に奇妙な感じがしました−通常は、裁判所の「誤判」に対し、再審申立をする際のフレーズですからね−。
検察官の言い分は、「とにかく検察官調書や検察側証人の供述調書は、自然かつ合理的なもの」であり、「被告人の言い分を認めている原判決は極めて不当」というフレーズが至る所にちりばめられ、その反省のなさに、きいているだけで腹がたってくる内容でした。
また従前の主張の繰り返しですが、経理担当者らがためた2.1億円のうち、「わずか7560万円」が当該の賃料収入から得たもので・・・とか、経理担当者らが入手したのは「就業規則の範囲内の退職金」なんてきくと、腹が立ってくる→激怒という感じでしたが・・・。
本当に反省がないヤツラらでした。
安田弁護団 答弁書1&2
30分傍聴席を疲れさせてくれた検察の後は、くっきり、はっきり明快な弁護団の主張が繰り広げられました。トップバッターは、もちろん藤沢弁護士、まずは答弁書1の要約を述べました。検察官の控訴趣意書には、刑訴法382-2に規定する「やむを得ない事由」はなく、しかも、それを「疎明する資料」の添付すらないにもかかわらず、原審の記録に表れていない事実関係を援用する部分があるから「違法」であり、刑訴法386-1-2の前段及び後段の要件・・・にあたるから、同条により、「控訴棄却の決定がなされるべき」である。
続いて、込山弁護士の、これまた、くっきり、はっきりした明瞭な答弁が続きました(答弁書2)。答弁書2は、まさにこの事件(安田さんを被告人にデッチあげた事件)の中核を鋭く指摘したものでした。要するに、本件は事件性がないにもかかわらず、検察側がつくりあげた事件であること。検察官の立証活動は、原判決にあるようにアンフェアであるばかりか、より根本的な問題点があること。すなわち、「生の素材」に「意味づけ」「味付け」をして、素材を変えてしまうという手法で、関係証言、関係証拠をすべて、安田さんを犯人にするためにねじまげていること−つまり、「アドバイス」が「指示」に、「法律相談」が「経営相談」そして「経営会議」に一括変換されるような手法ということですね−。しかし、その「変換」はまさに表面的な言葉だけのものなので、具体的に「指示」や「経営相談」を裏付ける具体的な証拠があるか、というともちろん全く皆無であること。ゆえに、「検察官提出の証拠は、無罪証拠と転化していることが本件の特徴である」・・・。
込山弁護士は、最後に、「真実は一つ、安田弁護士は無実」と結び、高裁に対しても、「羅針盤としての原判決」の信頼に応え、同様の公正さ、謙虚さ、真摯さ、誠実さを求める、と結びました。
私はまだみていませんが、この答弁書はかなりのボリュームのあるものだろうと思いますが、当日は、その「要約書」を二弁護士が読み上げる、という形をとっていました。
最後に裁判長が一言。「その『要約書』は裁判所ももらえるんですか? 検察官にも・・・」といったので、やれやれ・・・でした(大丈夫か、裁判官)。
安田弁護団 特別意見陳述編
答弁書に引き続き、後藤、河原、金子三弁護士がそれぞれの立場から、安田さんの人柄について、また弁護士会全体として、安田さんの無罪を確信している旨の意見陳述をなされました。三弁護士の主張をききながら、たぶん法廷にいたほとんどの人が安田さんの背後に全国の弁護士、弁護士会がすっくと立っている、と感じたのではないでしょうか。残念ながら裁判官の表情が変わったようには思えませんでしたが、法廷に詰めていた70人もの弁護士の数とその背後にある弁護士らの力を、さすがに裁判官も実感したのではないかと思われます。
この事件は弁護士制度の根幹を揺るがすもの(後藤貞人弁護士)
後藤貞人弁護士は、この事件は、弁護士の法的助言そのものが強制執行妨害罪に問われた事件であり、安田さん当人の問題であるばかりでなく、弁護士制度そのものをゆるがすものであると主張しました。つまり、弁護士と依頼人との信頼関係を保障するためにある、弁護士の「秘匿特権」に国家が踏み込むことは、その信頼関係を損ねるものになること、現在のように、可視化されていない取り調べの中で、弁護士の助言について虚偽の供述がつくられた場合、もし弁護士が保身のために例えば法律相談を録音するような事態になれば、それこそ依頼人との信頼関係を根底から覆すことになり、弁護士制度そのものを否定することになる・・・、と。
「本件捜査と訴追が踏み越えてしまった弁護士業務と刑事事件の関係に深い洞察を加えられて、正しい結論を出していただきたい」と、後藤弁護士は言葉を結びました。
私は安田さんに全幅の信頼を置いている(河原昭文弁護士)
次に岡山弁護士会の河原弁昭文弁護士が、オウム事件の被告の弁護を通して安田さんと知り合った経緯や、日弁連の副会長として、安田さんと共に、死刑制度問題対策連絡協議会の仕事をしたことなどを紹介し、「私は安田さんの発想、発言、行動に全幅の信頼を置いています」と安田さんへの高い評価を述べました。そして印象に残っているエピソードとして、安田さんが刑事告訴、告発はしない主義であること、またこれまで人を殴ったことも、殴られたこともないことなどを紹介し、そんな安田さんが依頼人に犯罪を教えるとは到底考えられません、と結び、高裁もまた速やかに控訴を棄却し、安田さんが無罪であることを明らかにしてほしいと訴えました。
心のこもった河原弁護士の言葉は深い共感をもってきかれたと思います。
安田弁護士の人権を守らずして何が人権擁護か。全国の弁護士は怒っている
(金子武嗣弁護士)
最後に、大阪弁護士会の金子武嗣弁護士が、この問題に対して弁護士・弁護士会全体が極めて強い関心をもっていることをアピールしました。金子弁護士は、安田さんの保釈決定が東京高裁で棄却された当時、自身が大阪弁護士会の副会長であったことにふれ、当時の大阪弁護士会会長:現最高裁判事の滝井繁男氏のリーダーシップで、保釈決定取り消しについての会長談話を出したエピソードを紹介しました。
金子弁護士は、安田さんを被告人の位置において、弁護活動を制限することは、「日本の法曹界の大きな損失」であること、安田さんの生き方と弱者への視線の暖かさに全国の弁護士の共感が集まっていることを訴え、控訴した検察の不当性に全国の弁護士は怒っている、と強く訴えました。
「人権擁護とはすべての人の人権を守ること。しかし仲間である法曹の人権、安田弁護士の人権を守れずして、何が人権擁護でしょうか・・・。人権擁護の基本に則った判決、これは控訴棄却の判決しかあり得ない」
特別な意見陳述にふさわしい力強い言葉でした。
ここで午前の部が終わり、午後1時からの三者の協議の後、1時半から午後の部になりました。
3)午後の部
午後の部は1時半から始まりました。午後は、検察官の「事実調べ請求書」「同補充書」
についての弁護団側の意見が述べられました。検察側は、I、Sといった重要証人、またS社の債権者、取り調べにあたった検察官、証人の上申書や尋問調書、捜査報告書など、また他の強制執行妨害事件の判決謄本や、はたまた物上代位に基づく差し押さえ事件の統計資料など三〇点あまりを請求しました。
これに対し、岩井弁護士がはっきりと「証人についてはいずれも異議、書証についてはいずれも不同意」と述べ、控訴審は一審以上に厳しくすべきであるとして、特に重要証人Iについては、一審で21期日、92時間もの尋問をしているのに、これから2時間やる必要はなく、また当時からの時間が経過しており、かえって混乱をまねく可能性があり、I証言をきくのは「何の証拠価値もなく、全く意味がない!」 と主張しました。
またS証言や他の証人、書証についても、成田弁護士が異議の理由を説明し、一審で「必要かつ十分な尋問をしており」、信用性についても調べる必要はない」とはっきりと主張した。
その後、書証についてのやりとりがあり、ぼそぼそ番号を並べる検察官に対し、裁判長が「書面でお願いしたい。弁護側の意見もうかがう」と幕を引きました。
しかし証人については、弁護側があれだけ説得力のある主張をしたのに、裁判長は
「弁護側がおっしゃっているように、原審で十分に取り調べてはいるが、裁判所としてはそれほど長時間かかるわけではないので、I証言をきいていみたい」と、I氏を証人として呼びたい旨の発言をしました。即座に岩井弁護士が異議を申し立てましたが、検察官が弁護人の異議は意味がないと言うと、裁判長は電光石火の早業で、両側の裁判官に耳打ちするが早いか、「裁判所としては異議を却下する」と宣言してしまいました。今後の展開が不安になる幕引きといえるでしょう。そして次回期日について話した後、直ちに閉廷になりました。午後はだいぶ早く終わったので、時計をみると、2時18分でした。つまり、午後は1時間もかからなかったことになります。
4)日弁連会館での報告会
雨の中、日弁連の10階の会議室に移動し、2時半ぐらいから報告集会が開かれました。
参加者は弁護士が40人弱ぐらい、支援関係者が15人ぐらい?で結構部屋にいっぱいいっぱいという感じでした。
岩井さんの司会で、質疑応答や各地からきた弁護士や参加者の自己紹介をして、4時過ぎまで会が続きました。白木裁判長は、木村修治さんの一審の右陪席で死刑判決を書いた人であることや今後の裁判の進行などについての話が出て、今後もなるべく裁判に出るようにするという弁護士が多かったです。また刑事弁護士を結集すべきという意見もきかれました。最後に安田さんが感謝の言葉を述べ、「法廷にでて、よしたたかうぞ!という気持ちがわいてきた」と闘い続ける決意を述べました。
久しぶりに長ーい一日でした。また久しぶりに報告を書こうと思ったら、なかなかスムーズにいきませんでした。??年ぶりの傍聴記もガンバルぞということで、まずは皆様にご報告まで!! 高裁でも無罪を勝ち取るまでがんばりましょう!!(笹原恵)1.31.2006 【緊急】明日の公判、一般傍聴券を配布 9:40
安田公判、明日急遽一般傍聴券を配布することになりました。35席で、9時40分に東京高裁、正面入り口横で傍聴券配布となります。
1.25.2006 2/1公判と2/6集会
もう一週間前になりました。集会の告知がもれていましたので、よろしくお願いします。
■2月1日(水):東京高裁102号法廷にて。午前10時から。(10〜12時、13〜15時予定)傍聴券は出ず、先着順です。
■2月6日(月曜)報告集会:文京シビックセンター5階AB(文京区役所です)
夜7時〜 参加費300円
安田弁護団・立川ビラ入れ裁判被告からの報告のほか、安田さんの所信表明などもあります。11.8.2005 高裁第1回公判期日決定
御無沙汰しております。久しぶりの更新です。そろそろこの日記もブログ化するなどして使い勝手を良くして高裁段階に臨みたいと思っていましたが、とりあえず期日が決定したのでお知らせまで。
来年、2月1日(水曜日)です。10〜12時、1〜3時と午前午後。
102号法廷。傍聴は抽選ではなく先着順となります。10.1.2004 高裁の裁判長のことなど。
すっかりごぶさたしています。
安田さんの控訴審が係属するのは、東京高裁第11刑事部。裁判長の白木勇氏は、先日、藤沢の女性焼死事件で、1審無罪判決を破棄し、懲役15年の有罪判決を出した人物です。
検察の控訴趣意書は11月30日までに出されるそうです。
現在、控訴審での弁護士選任は2099人に達しています。
そろそろ始動しなければ・・・3.8.2004 いくつかお知らせ
ごぶさたでございます。
いくつかお知らせです。
●『現代思想』(青土社。Tel 03-3294-7829) 3月号特集「死刑を考える」に安田さんへのインタビュー記事が掲載されているそうです。(国家と死刑というタイトル)
●『インパクション』(インパクト出版会。Tel 03-3818-7576、mailto:impact@jca.apc.org)第140号に、安田弁護団の成田茂さん執筆になる「当然にして、しかし、画期的な判決『安田好弘弁護士・無罪!』/中継と雑感、そしてお願い」という、迫真のドキュメンタリーが掲載されています。
●O.Y子ら横領グループに検察審査会が「不起訴相当」との議決!
なんと、「時効が完成」という理由です。検察審査会は一般市民が審議している機関ですが、だからといってこんなムチャクチャな決定が許されるのか?? 以下、ある弁護士の声です。
> ひどすぎる。これじゃあ、引き延ばし捜査をすれば、時効完成ができるってことで
>すよね。起訴に準じて、告訴によって時効停止にすべきです。
> それにしても、少なくとも木村裁判長が保釈意見を書いた時点で、検察官には捜査
>開始の義務があったのであり、それを怠って時効完成を招いた以上、実質的には証拠
>隠滅罪ですし、国賠法上の損害賠償責任を追及すべきように思います。国賠も時効完
>成??
> しかし、本当にひどすぎる。12.26.2003 控訴に対する抗議声明(弁護団)
抗議声明が届けられたので、これを掲載します。
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本日、検察官は、安田好弘弁護士に対する東京地方裁判所刑事第16部が2003年12月24日に言い渡した完全無罪判決に対して、控訴した。
弁護団は、弁護士活動を妨害する不当な控訴に強く抗議する。
上記判決は、5年間の審理を経て、膨大な証拠を充分に吟味し、多くの争点について極めて説得的かつ丁寧な判断を下して、無罪判決を言い渡した。
無罪判決に対する控訴自体が不当であって認められるべきではないが、それに加えて、そもそも上記無罪判決は、検察官の捜査、公判における立証活動を「アンフェアー」と断じ、厳しく検察官に対して反省を求めていたのである。
にもかかわらず、控訴をしたこと自体が、検察官のなりふりかまわない権力主義を示している。検察官は、裁判所によって無罪とされた一人の人間を再度裁判に立たせることの不当さを理解しようとしたり、自らの立証活動に対する批判に対し謙虚に反省することは決してしない。
弁護団は、控訴審において、安田弁護士の無罪をさらに確固たるものとするとともに、検察官の「アンフェアー」とされた立証活動について、徹底的に明らかにするものである。
主任弁護人 藤 沢 抱 一12.26.2003 検察、控訴
検察が判決を不服として控訴した、との情報が入ってきました。
弁護団はそれに対して抗議声明を発したとのこと。
詳しい情報が入り次第、お伝えします。
地裁判決でその「根本的な問題」性を徹底弾劾されたにも関わらず、恥知らずで無意味な控訴を行った検察を決して許さない。12.26.2003 無罪判決要旨
お待たせしました。以下に、今回の無罪判決の要旨を掲載します。
非常にわかりやすく、今回の事件の本質をえぐり出しています。
名判決です。12.26.2003 産経新聞の面白いコメント
昨日25日は、夕刊のない産経新聞が社会面で報道。そこにちょっと変わったことが書いてありました。面白いのでその部分のみ引用します。
「川口裁判長は判決を読み上げた後、『今後は違う形で法廷で会いたい』と安田被告に語りかけた。文字通り解釈すれば、『被告人ではなく、弁護人として法廷で会いたい』といえる。つまり、検察側に控訴しないよう、暗に促しているのではないか。裁判所の極めて異例な“要望”に、検察はどう答えるのだろうか。」(産経新聞2003年12月25日、14版30面、池田証志署名)
さて、検察側はどう答えるのでしょうか??12.25.2003 書き込み削除しました
昨日、二弁会長声明を見ての会長・尾崎純理氏についての記述は、落ち着いてみると少し上品さを欠いた面もあったと思い直して削除しました。せっかく安田さんが勝ったのだし、こんなので感情的になっても仕方がない。
しかし、警察・検察に迎合して安田さんを告発した旧住管の役員:中坊・黒田純吉・尾崎の3名は、今回の安田さん無罪ということについてどう考えるのか、少なくとも自分の言葉でコメント・自己批判すべきであると思います。12.25.2003 二弁会長声明
昨日からたくさんのお祝いメールをいただきました。本当にありがとうございます。まだ個別にお返事さしあげてなくてすみません。安田さんにも伝えておきます。
さて昨日はちょっと腹をたててしまったのですが、例の二弁の会長声明をアップしておきます。会長個人名とは言え一応組織の文書だし、参考まで。ちなみに同声明は昨日の報告集会では、二弁副会長の小川原優之さんが読み上げました。
本日、東京地方裁判所は、強制執行妨害の嫌疑で起訴されていた安田好弘弁護士に対し無罪判決を言い渡した。安田弁護士は、当初から無実を強く主張していたのであって、安田弁護士が無罪判決を勝ち取られたことにつき、安田弁護士をはじめ、弁護団のご努力に深く敬意を表するものである。
この事件で安田弁護士は、10ヶ月にも及ぶ勾留を強いられている。また東京地方裁判所の判決には、検察官の供述調書の作成経緯やその内容からは、捜査官の強引な誘導があったことが強くうかがわれるとの指摘や、検察官の態度についてアンフェアとの評価もなされている。
当会は、検察側に対し、控訴を断念し、東京地裁判決を確定するよう強く求めるものである。
またこの判決により、わが国の刑事手続きには、重要な問題点のあることが改めて浮き彫りにされたと言うべきである。取調過程の可視化、証拠の全面的開示、早期の保釈など、刑事手続きの抜本的な改革が必要であり、当会としては、全力をあげて取り組む所存である。
以上
2003年(平成15年)12月24日
第二東京弁護士会
会 長 尾 崎 純 理12.24.2003 判決言い渡しライブ
尾崎みたいな屑は忘れて、楽しい話を。
今日の判決のハイライト。要旨は別途アップするとして、言い渡しの最後の部分を誌上掲載します。(傍聴者複数の記憶喚起に基づくものです)
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裁判長(川口政明)
最後に、前に出てください。
平成10年、12月25日、その日に、あなたは当裁判所に起訴されました。
本日で、ちょうど満5年ということになります。訴訟の最終段階におきまして、裁判長の交代ということで、結審が少し長引き、ご迷惑をおかけしました。
私は私なりに事件の解明に努力したつもりです。いろいろ話したいこともありますけれども、中途半端なことを入れることはやめておきましょう。今度、法廷でお会いするときには、今とは違う形でお会いできるということを希望します。
最後にもういちど主文を読み上げます。
本件各公訴事実につき、被告人は無罪。
言い渡しを終わります。12.24.2003 完膚無きまでの完全無罪
いま、港合同事務所に安田さんはじめ多くの人々が集まり無罪祝いの臨時の宴に突入中です。
判決要旨が早速配られました。
内容は、事実認定において弁護側の主張を全面採用し、検察の主張を完全に退け、さらに、捜査および検察による公訴の提起や進行についてまで「強引な誘導」「立証活動に根本的で重大な問題」「検察官の態度はアンフェア」など、激しく批判を加えています。
ここまで完璧な無罪判決が出るとは、検察はもちろんでしょうが、私たちも予想していませんでした。
司法の良心が残っていました。そう言っても過言ではないと思います。
川口政明判事はじめ3名の裁判官の、法曹としての良心の結晶のような判決であったと思います。
判決の詳細は近くご報告する機会があると思います。
ただいま、日弁連会長からFAXが届きました。
安田好弘先生
長く苦しいたたかいを乗り越え、無罪判決を勝ちとられましたことに深く敬意を表します。
この判決によって、わが国の刑事手続に重大な問題のあることも、あらためて明らかになりました。いま、司法改革は最も重要な局面を迎えております。
私は、刑事手続の抜本的な改革に全力をあげて取り組む所存です。
貴殿の無罪判決を心からお祝い申し上げます。
日本弁護士連合会 会長 本林 徹12.24.2003 無罪判決:検察は控訴断念せよ
さて、判決主文を聞いてすぐに退席してしまったのですが、判決理由について共同が以下の速報を流しています。
>10:39 判決が検察を批判 弁護士安田好弘被告無罪で
さきほど、検察は控訴してくるだろうと書きましたが(面子にかけても)、判決の内容によっては、検察は控訴を断念せざるを得なくなるかもしれません。
東京地検の一線級の検事を何人も投入して、5年間全力で有罪立証をしたつもりが、無罪の上に判決で検察の批判までされては、何人の検事の首が飛ぶのでしょうか。
これ以上醜態を晒さないためには、検察は控訴断念しかないと申し上げておきます。
多分支援の会から、検察の控訴断念を求めるアクションの提起があるでしょうから、その際は、皆様のご協力をお願い申し上げます。
ではそろそろ東京地裁に戻ります。携帯の充電も済んだようだし・・・
あー、S社長親子の裁判(最高裁)も逆転勝訴したいものだ。12.24.2003 無罪判決が出ました
さきほど一報しましたように、今日10時より東京地裁にて安田さんの強制執行妨害容疑事件に対する判決公判があり、川口裁判長は、冒頭の判決主文で「各公訴事実につき、被告人は無罪」と言い渡しました。
その瞬間、傍聴席は歓喜で沸きかえりました。
その後、判決理由の朗読が行われておりますが、私はすぐに退席してきました。
パソコンの調子がこんなときに限って悪く、携帯電話からの書き込みもうまくいかず、仕方ないので四谷三丁目まで地下鉄で行って、ネットカフェを見つけてそこで書き込んでいます。
そのために一報が遅くなりました。申し訳ありません。いい報告なのでほんとに一刻も早くしたかった・・・
判決理由の分析は今日の報告集会で行われるでしょう。どんな内容であれ、この裁判で「無罪!」になったということは100%の勝利と言って差し支えないでしょう。
検察は当然控訴してくるでしょうが、一審で全力でもぎとった無罪という事実は何よりも強力です。その自信をバネにして来る控訴審でも検察を寄せ付けない闘いをしたいものです。
リキ入ってしまいました。12.24.2003 無罪!!
無罪判決でした!!
12.23.2003 山下弁護士の中坊問題についての文章
『支援する会』ニュース最新号に掲載された、弁護士の山下幸夫さんによる「中坊弁護士の起訴猶予処分の意味について考える」を、山下さんの了解のもとに以下に掲載します。御覧ください。
中坊弁護士の起訴猶予処分の意味について考える12.22.2003 24日は傍聴券ありだそうです。
24日の判決公判ですが、傍聴券が発行されるそうです。詳細は当日にならないとわからないようですが、マスコミを除いて70席以上あるそうなので、傍聴できないことはないと思われます。法廷の入り口で配布すると予想されます。
抽選ではありませんが、傍聴される方はできるだけ早めにこられた方が良いのではないでしょうか。
10時、開廷直後に判決主文が読み上げられるはずなので、その後速やかに、第一報をここに載せます。12.2.2003 12/24判決公判+報告集会の御案内
市民の人権を守るために尽くしてきた安田好弘弁護士への「強制執行妨害罪」でっちあげ事件の裁判が判決を迎えます。ぜひ、ご注目、ご支援ください。
12月24日(水)午前10時〜 →判決公判! 東京地裁刑事104法廷
同日 夜 6時30分〜8時 →判決報告集会 弁護士会館10階1003室
(霞ヶ関駅下車B1出口)
みんなの言葉で・・・
裁判所に安田さんの無実を訴え、無罪判決を求めよう!
〒100-8920 東京都千代田区霞ヶ関1-1-4 東京地方裁判所 刑事16部
裁判長 川口政明/裁判官 早川幸男(右陪席)/裁判官 内田 暁(左陪席)
10.10.2003 中坊、弁護士会退会=廃業
ごぶさたしております。
すでに報道されていますが、あの中坊公平が、弁護士廃業に追い込まれました。安田支援の集会でも話をしてくれた大阪の会社役員が中坊を告発した件で、検察と取引をしたようです。
朝日新聞の記事
どうせなら、これを機会に10ヶ月ほど「中房」してきたらどうよ、という声も出ているとか。6.30.2003 【速報】判決は12月24日
本日、東京地裁で安田さん裁判が結審しましたが
判決公判が、12月24日(水曜日)午前10時〜と決定しました。
取急ぎ、お知らせいたします。6.25.2003 6/30は傍聴券配付となりました
6月30日の最終弁論公判(東京地裁 刑事104号法廷)は傍聴券を配付することになりました。
9時40分まで、玄関脇の傍聴券配付場所で配付されますので、できるだけ同時刻までに傍聴券を各自確保ください。定員は79名とのことなので、抽選にはならないかもしれません。傍聴券が余った場合は、9時40分以降、開廷まで104号法廷前で配付すると思われますので、遅刻してしまった場合も法廷までお越し下さい。6.22.2003 最終弁論は6月30日
お知らせしたつもりになって、すっかり忘れていました! すいません。
1審しめくくりの最終弁論は、6月30日(月曜日)です。
月末でお忙しいなかすみませんが、皆様の傍聴をお願いします。6.7.2003 サンデー毎日掲載の特別手記を転載
ごぶさたしています。
『サンデー毎日』に、安田さんが書いた手記が2回にわたって掲載されました。事件の経緯とその真相を生々しく語ったものです。ぜひ御一読ください。サンデー毎日 安田好弘手記
4.3.2003 市民集会の様子がストリーミング中継で見られます
六本木TVというブロードバンド放送の取材により、<ここ>のページから、先日の市民集会での各発言の様子がRealPlayerで視聴できますぜひアクセスしてみてください!
3.26.2003 集会アピール
去る3月21日の市民集会で採択されたアピールを以下に掲載します。
※このアピールは、裁判官への手紙を添えて、集会後、裁判官に届けます。
皆さんも、ぜひ安田さんの無罪判決を求める手紙を裁判官に出してください!
〒100-8920 東京都千代田区霞ヶ関1−1−4
東京地方裁判所 刑事16部
裁判長 川口政明
裁判官 早川幸男(右陪席)
裁判官 内田 暁(左陪席)
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安田さんは無実だ!東京地裁は安田さんの無罪判決を!
3・21集会アピール
1998年12月、安田好弘弁護士が顧問会社に資産隠しを指示したという容疑で逮捕され、それから10カ月という長期間の勾留を余儀なくされました。「人質司法」としか言いようがない、このような長期間の勾留がなされたことに、私たちは今でも怒りを禁じ得ません。
改めて言うまでもないことですが、安田さんは、精神障害者の権利擁護、山谷労働者の権利獲得のための諸活動など、一貫して市民の権利を守るための弁護活動を展開してきました。また重大な刑事事件についても、新宿バス放火事件や名古屋女子大生誘拐殺人事件など、数多くの弁護人を務めています。安田さんの弁護姿勢は、緻密に事実を追求し、また被告が罪を犯したことが事実である場合にも、その人が自分の罪と真正面から向き合うように援助する一方で、司法に対しては、罪を犯した人が再度人生をやり直すことができるように力を尽くすといったものです。その中で、被告から矯正の機会を永遠に奪う死刑に反対し、死刑廃止運動を積極的に推進してきました。弁護士会から依頼を受け、なり手のいなかったオウム真理教の麻原(松本)被告人の弁護を引き受けたことも、このような安田さんの弁護活動の延長線上にあるものでしょう。
私たちは、訴えます。安田さんのこのような弁護活動を中断させ、汚名を着せる検察のやり方は明らかに間違っている、と。安田さんに向けられた「強制執行妨害罪」という罪は、検察のでっちあげにすぎない、と。私たちは1999年3月以来、90回、3年以上に及ぶ裁判を可能な限り傍聴し、またその経過について関心を払ってきました。裁判の中で、私たちが知ったのは、当初、住管(整理回収機構)や検察が疑いの目を向けてきた2億1千万円という金と、その他にも3億3千万円が、S社によって隠匿されたのではなく、ましてそれを安田さんが指示したわけではなく、S社の経理担当者らが着服したという事実でした。
今日、私たちがお話をうかがった魚住昭さんは著書『特捜検察の闇』の中で、次のように書いています。「彼ら(検察)は横領を見逃した、Y子らの業務上横領を追及していけば安田−Sの賃料隠しを否定する結果になりかねないからだ、一連の事実の流れの中で相反する性格の犯罪を同時に立件するのは不可能に近い。それよりY子を自分たちの都合のいい証人に仕立て上げ、安田を有罪に追い込んだほうがいい。そう判断したのである」
私たち市民からみても、信じられないような横領が事件化されることなく、安田さんを有罪にするための手段とされていることに驚きを禁じ得ません。検察官は、安田さんの顧問弁護士としての「アドバイス」を「指示」と書き換えた調書を作成していますが、魚住さんが言うように、「捜査の目的は真実や正義の追求ではない。安田を葬り去ることである」と言えるでしょう。
昨日3月20日に行われた検察側の論告求刑は、実に小さな声、それも早口で書面を読み上げるというもので、あたかも傍聴席を埋めつくさんばかりに集まった市民に対して聞かせたくない、うしろめたさすら感じさせるようなものでした。またその内容は「他人に責任を転嫁し、自己の刑責を全く顧みない被告人には、真摯な反省の態度は微塵も見られず」と安田さんを一方的に罵倒するものでした。公判で明らかになった事実を全く踏まえず、本来であれば横領罪で告訴すべき証人を弁護する検察側の姿勢、全てを安田さんに責任転嫁するような恣意的な検察のあり方は、正義に反するもので、市民に批判されてしかるべきものです。このような検察側の姿勢に私たちは強い憤りを感じます。
安田好弘さんは無実です。安田さんを有罪とする検察側の論理が完全に破綻していることは、私たち市民の目から見ると明らかです。
東京地裁の裁判官の皆さん、真相をきちんと追求する裁判、冤罪被害者を生み出さない裁判のあり方を望んでいるのは、皆さんも私たちも同じではないでしょうか。
東京地裁の裁判官の皆さん、皆さんの判断が、安田好弘弁護士のみならず弁護士全体、また私たち市民全体にもかかわるものであることを今一度想起し、真実をふまえた公正・公平な判断を下してください。
私たち集会参加者一同は、東京地裁が、安田裁判にかかわる全ての証拠をくまなく吟味し、安田さんの無罪判決を出すことを強く求めます。
2003年3月21日 「安田裁判の現在」集会 出席者一同
3.22.2003 市民集会に100人超が参集!
21日夕に文京区民センターで行なわれた、「論告求刑を迎え撃つ 安田裁判の現在」集会には、事前の予想をはるかに上回る規模の市民100名以上が集まり、大成功をおさめました。
集会では、検察の腐敗を分析した魚住昭さんの講演のほか、多彩な発言で盛り上がり、参加者一同による無罪判決を求めるアピール(裁判官に郵送予定)を採択して終了しました。
20〜21日の経過を『救援』紙の寄稿依頼によりまとめることとなっていますので、完成したらこちらにも掲載します。また、上記アピールもこちらに転載する予定です。3.20.2003 速報:懲役2年求刑
速報です。検察官は論告の最後に、安田さんに対して懲役2年を不当にも求刑しました。(強制執行妨害罪の最高刑です。)
詳細はまた。3.19.2003 明日は論告求刑公判です
1審で最後に検察側が意見を述べる場面です。検察がどの程度の求刑をしてくるのかが焦点でもあります。1時半からとのことですので、行ける人はいきましょう。
いちおうパソコンを持って行く予定なので、求刑内容などの速報はできるかと思います。3.15.2003 3・20 13:30論告求刑、3・21 午後6時文京区民センターへ!!
またも御無沙汰です。来週は求刑公判と、『安田裁判の現在(いま)』をテーマとした市民集会が開催されます。再度のご案内ですがぜひお繰り合わせのうえ御参集ください。
■3月20日(木) 論告求刑 午後1時30分より東京地裁刑事104法廷にて
■3月21日(祭) 午後6時より文京区民センター2A集会室にて
『論告求刑にたちむかう! 安田裁判の現在(いま)』
★講演:魚住 昭氏(ジャーナリスト) 「検察の腐敗と安田裁判」(仮題)
★中坊・住管(整理回収機構)を告発する!(告発者の方から)
★安田事件が弁護士の活動に与えた影響(小川原優之・次期二弁副会長)
文京区民センターは、都営三田線・大江戸線春日駅A2出口を出たところにあります。
最新の「支援する会ニュース」はお手元にお届きでしょうか? 今回、裁判長による被告人(安田さん)への質問のようすが掲載されています。新たにニュースを購読されたい方おられましたら、支援する会宛お知らせください。
それでは、来週裁判所と集会で御会いしましょう。1.27.2003 集会のご案内
以下のように、論告求刑の日程にあわせ市民集会が予定されています。
ぜひ、求刑公判への傍聴+集会へ、お誘い合わせのうえ御参加ください。
なお次回公判は、今週木曜日(1/30)です。
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市民の人権を守るために尽くしてきた安田好弘弁護士への「強制執行妨害罪」でっちあげ事件の裁判が論告求刑をむかえます。ぜひ、力を寄せてください。
3月20日(木)⇒論告求刑!午後1時30分〜東京地裁104法廷
3月21日(金・祭)⇒市民集会!午後6時〜文京区民センター
◆安田好弘弁護士は…
安田さんは、市民の人権を守るために活動してきました。精神障害者の権利擁護、山谷労働者の権利獲得のための活動にも早くから取り組み、少数民族であるアイヌの「肖像権裁判」の代理人も務めました。重大な刑事事件も数多く引き受け、なり手のなかったオウム裁判の松本(麻原)被告人の弁護を弁護士会から頼まれ、「これを断ったら自分の刑事弁護の姿勢を否定することになる」として主任弁護人を引き受けました。「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」の中心的存在として、死刑廃止運動にも積極的に関わっています。安田さんは、社会から遠ざけられ、疎まれ、声を発することさえ遮られる人たちの声を代弁する弁護士です。
その安田さんが、1998年12月、顧問会社に資産隠しを指示したという容疑で逮捕されました(「強制執行妨害」といいます)。安田さんは無実です。99年3月から始まった裁判では、逆に警察・検察のずさんな「でっちあげ」捜査が浮き彫りになり、検察の描いた事件の構図は大きく崩れています。10ヵ月もたって安田さんはようやく保釈になりましたが、裁判は今も続いています。
安田さんが逮捕されていた間に、盗聴法を含む組織犯罪対策法や新破防法とも呼ばれる団体規制法など多くの問題のある法律ができました。異議を唱える人、社会から締め出された人が意見をいいにくい時代になっています。安田さんに対するこの弾圧は少数者の声を代弁する弁護士、弁護活動を萎縮させようとするものでした。しかし、1200人以上が名を連ねた弁護団は正面からこの攻撃と対峙しています。
◆事件は…
債務超過に陥った顧問会社S社から相談を受け、安田さんは不採算部門を切り離し、分社化して再出発することをアドバイスしました。その一環としてS社の所有するビルを別会社で一括管理することにしました(「サブリース」といいます)。それが、「強制執行を免れる目的で」そのビルのテナントの賃料を「実体のない」会社に振り込ませ「財産を隠匿した」とされたのです。
しかし、裁判では驚くべき真相が次々と明らかになっていきました。S社の従業員たちは、社長らの知らないところで、顧問税理士まで巻き込んで裏金づくりに精を出し、いよいよS社の経営が危機に陥るや自分たちでその裏金を「退職金」という名目で分配したのです。退職金規定の改竄まで行なったその総額は2億1千万円!
これは業務上横領以外のなにものでもありません。事件当初、強制執行妨害によって隠匿されたと想定されていた「裏金」は、じつは社員の横領によるものだったのです。彼らは自分たちの犯罪行為が明るみに出ることをおそれ、分社化による再出発事業をサボタージュしたうえ、もう一刻も早く会社を潰してしまえとばかりに住管(現在は整理回収機構)に「社長が資産を処分して逃亡しようとしている」と「内部告発」しました。住管は横領社員たちの思惑を超えて、これを強制執行妨害として刑事事件化したのです。
◆逮捕されて…
逮捕されてS社の社長は「否認する限りは釈放されない」と迫られて、検事の言うなりの調書を作らされてしまいました。
実際、安田さんは無実・無罪を訴え続け、10ヵ月もの期間、獄中に囚われました。安田さんの保釈が認められたのは、裁判の中で社員たちの横領の事実が明るみになってからでした。それも、地裁の保釈決定が3度も高裁によってくつがえされてからのことでした。この国の「人質司法」と呼ばれるものがどれほど冤罪の温床となっていることでしょう。
◆裁判は…
裁判では社員らの横領の他にも、強制執行妨害罪の要件たる「強制執行のおそれ」は切迫していなかったこと、そもそもサブリースをしても強制執行は可能なこと、関連会社には実体があったこと、安田さんのアドバイスを社員たちが都合のいいように解釈してきたことなどが次々と明らかにされてきました。それは、「私は過去に何百件かの事件を取材したが、これほど検察側の立証が総崩れになる事件を見たことがない」(魚住昭)と評されるほどでした。
安田さんへの被告人質問も終了し、論告求刑の日も決まりました。
ところがここに至って、きわめて危険な兆候があらわれています。
別件で争われていたS社の社長らの控訴審は、公判での証言より取調べ時の供述にもとづいて有罪判決が出されました(2002年12月6日)。また、昨年12月24日の安田さんの公判では、9月に交代したばかりの川口政明裁判長がS社長の供述調書を証拠採用してしまいました。自白しないと保釈はないぞと強要して密室で作られる調書が、公の法廷での証言より優先される司法の姿に怒りを禁じえません。
◆わたしたちは…
この事件を法廷という司法の密室から解き放ち、闘う弁護士に対し権力がでっちあげた弾圧であり、裁判所がそれを追認しようとしている危険な状況をあらためて訴えていこうではありませんか。
論告から判決に至る期間、集会等の開催を含め、できる限りの取り組みを集中したいと考えています。今こそ、力を寄せてください。
■集会案内
論告求刑にたちむかう!
安田裁判の現在
3月21日(金・祭)午後6時〜
文京区民センター2A集会室
都営三田線・大江戸線春日駅A2出口0分
JR線水道橋駅東口下車徒歩10分
講演:魚住昭氏 ほか 入場無料11.27.2002 論告は3月20日!
論告公判が3月20日となりました。これも含め現在わかっている公判日程を以下にまとめます。最近私もなかなか行けていないのですが、ぜひ傍聴を!!
12/4と12/16(+24?)は被告人質問です。安田ライブを見るいい機会。
1/20 はS社長と、息子のS.Nさん、娘さんの証人採用されたのでその証人尋問です。
・12/4(水):103号法廷
・12/16(月):103号法廷
・12/24(火)(被告人質問の予備日ですので行なわれない可能性もあります)
・2003/1/20(月):101号法廷
・1/30(木)
・3/20(木)論告:104号法廷
いずれも東京地裁です。法廷は期日によって違いますので御確認ください。傍聴券不要です。9.29.2002 公判日程再掲
ちょっとわかりにくくなっているため、今後の公判日程でわかっている分をリストします。
・10/21(月):更新意見。午後のみ。
・11/6(水)
・11/13(水)
・11/26(火):この日のみ103号法廷
・12/4(水)
・12/16(月)
いずれも東京地裁104号(11/26のみ103号)です。
10/21以外は午前10時から全日。傍聴券不要、途中入退出可ですので、午前(午後)だけという方も遠慮なくお越しください。9.29.2002 11/26公判:法廷変更
11/26に予定されている公判の法廷が変更されました。その他の期日はいつも通りの東京地裁104号ですが、この日のみ103号となります。お間違えなきよう。
9.25.2002 速報:公判日程変更
9/30・10/1が取消になりました。10/21は、更新意見になります。
また、12/4・12/16・12/24が追加になりました。9.22.2002 新裁判長
大谷前裁判長の異動に伴う、新裁判長は、川口政明氏です。
なお、今後の公判予定など、流動的になって来ているので、判明次第こちらで報告します。御注目を。9.15.2002 速報:裁判長交代
13日の夕刊に、福岡高裁長官の退任に伴う関連人事で,東京地裁刑事16部のの大谷判事が,18日付で最高裁秘書課長に転出するとの記事が掲載されていたと、本サイトの閲覧者の方からメールをいただきました。
当然、安田さんの担当裁判長が交代ということになります。現在、情報収集中ですが、近日中に情報を更新できると思います。とりあえず第一報のみ。8.30.2002 ひさしぶりの公判傍聴
8月26日、ひさしぶりに全日公判を傍聴しました。この日から安田さんの被告人尋問が始まりました。弁護側の尋問ということで、「事件」とされた一連のやりとりの背景にあたる部分から、安田さん自身が、当時経営上の一大転換期にあったS社に対して、顧問弁護士の職責上どのような計画を立案し、それがいかに実行されまたは実行されなかったか、またいかに理解されまたは理解されなかったか、が具体的に語られて行きました。
主張の内容は、これまで更新意見等でも述べられて来ましたが、その内容を、具体的な証拠に基づきながら明快に展開しました。無罪・無実への確信に満ちた語りを、70名超(最大時)の傍聴人が見守った今回の公判は、やはり第1審のクライマックスであったのではないか、と思います。
当日および29日(木=この日は私は傍聴できず)の様子について、傍聴していた永井迅さんのメールの一部を転載させていただきます。
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(26日)
■前田弁護士から、昼休みをはさんで、午後3時頃の休憩まで、安田さんとスーンズ社とのなれそめ?から、主に海外資産の扱いをめぐって、売却を迫る三井信託銀行に抗し、どのような取り組みを行い、解決してきたかが語られました。
このへんは前史ともいえる部分なので、さすがに、はじめて傍聴に来たという方たちからは休み時間に「やっぱり難しいなあ」という声を聞きました。
でも、銀行が、会社が潰れようが、社員が路頭に迷おうが、知ったことか、という過酷で理不尽な回収を図っていたこと、それに抗して、安田さんたちが尽力して一定の成果をあげたことは伝わったと思います。
「一定の」と簡単に書きましたけれど、直接的な金額にして何十億の利益や、また、金額には換算できない中国政府の社長に対する信用を守った、ということで、こういう話をすると、また、目を白黒させる人がいそうですが。
■次は成田弁護士から、1992年11月12日の「国内対策会議第1回」と称される会議(安田さんにはそういう主旨の会議であるという自覚はなかったけれども)から、第2回の会議までのようすが質問されました。
その中で、安田さんが実際に語ったことの内容と、かのメモ魔、I証人のノートに記されていることとの齟齬が、ひとつひとつ具体的に検討されていきました。
サブリースと差押との関係(サブリースしても差押がまぬがれられるわけではない!ことは、安田さん自身が別件で扱ったこともありよく知っていた)など、証言は核心中の核心に入ったところで「次回に続く」です。
(29日)
私は29日は午前中しか傍聴できませんでしたが、その限りで簡単に報告します。
■引き続き成田弁護士から、安田さんが1992年11月18日の会議で示した再建案の内容、主旨をめぐって尋問されました。
まず、「物上代位」により転借人にも差押ができることを、別の事件や判例で、安田さんが知っていたことが、確認されました。
それから、11月18日の会議で、安田さんが書きながら説明したという、会社再建案のいわゆる「チャート図」が示され、詳細に、そのチャートに書かれている言葉のそれぞれの意味が確認されていきました。
その中にはちょっと気になる「差押対策」という記述が含まれるわけですが、それは、こうやって、差押を受けることが正しい対策になる、差押をうけてもやっていける仕事をしていくという意味で記したものであることが証言されました。
会議の中で、I氏からは「差押に効力はあるんですか」というような質問が出て、会社の再建を考えているときに、そのような(安田さんからすれば)瑣末な問題を気にしていることが不快であったと、当時の気持ちを振り返って語られました。
繰り返し説明されたのは、ビルを所有するだけで利益が得られるような甘い考えは捨てて、その物件をテナントに斡旋し、管理する、仕事を通じて、利益を生み、それで社員が食べていけるようにするんだ、という再建計画でした。
具体的には、ビルを管理・運営する新会社や、ビルに備品を供給する新会社を立ち上げていくことになります。
その管理・運営により収益をあげるために考えられることとして、ワンフロアを小分けにしたり、転貸を認めたり、保証金を低くして賃料を上げたり、保証人のいない人に門戸を開くなどして、借りやすく、空き部屋をなくすためのさまざまの工夫や、空きスースに自動販売機を置いたり、広告塔を建てたりするなどの収入増をはかるなどの案も語られました。
私は普段は弁護士は刑事弁護の姿しか知らないので、こういう経営コンサルタント的なことにも造詣が深くないといけないんだなあ、と感心して聞いていました。そういえば、回転寿司屋の再建を引き受けた某弁護士が、ネタの厚さは何ミリにするんだ、とか一生懸命、店の陣頭指揮をとっていたこともあったなあ。いやあ奧の深い仕事です。
テナントに対し、求められて、契約を切り替えるための手続きの書面の見本を渡したところまでで、午前の公判は終わりました。
■廊下で、傍聴の方から「ブツジョウダイイってどう書くんですか?」と尋ねられました。「物上代位」という漢字からは連想しがたいのですが、担保物権が売却・賃貸されたりした場合、その所有者が取得する売買代金、賃料等の請求権の上に、なお担保物権は存在する、という意味あいの民法上の用語と聞きます。これからも出てくるはずです。安田裁判がなかったら、多分、私も生涯知らずにすんだ言葉です。
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次回は9月2日です。8.21.2002 26日、安田裁判 いよいよ被告人質問
安田さんを支援する会では以下の内容のハガキを全国に発送しました。
26日、東京地裁へ!!
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市民を守る弁護士を市民が守る
安田さんを支援する会
公判傍聴のおさそい
被告人質問がはじまります
■安田好弘弁護士への強制執行妨害罪を名目とした不当な弾圧事件の公判は、被告人質問を迎え、安田さん自身が下記の日程で証言することになりました。
◆8月26日(月)/29日(木)
9月2日(月)/30日(月)
10月1日(火)
いずれも午前10時〜東京地裁104法廷です。
News22号での予告以降、7月24・25日の公判が取り消しとなり、8月26日と9月2日が追加されています。
被告人質問が終われば、通常、検事の論告求刑→弁護側最終意見→判決という予定ですから、この裁判もいよいよ大詰めです。多くの市民が不当弾圧を許さず、裁判を見守っていることを示すために、ぜひ、この時期、多くの仲間たちが傍聴に参加されるようよびかけます。
■支援する会のメンバーであり、これまで会の電話・FAX連絡先も担ってくれていた対馬滋さんが、8月4日早朝、結腸がんのため川崎市の病院で亡くなりました。52歳でした。入院中も死刑廃止のこと、安田裁判のことを気にかけてくれていました。対馬さんのためにも、よい判決を迎えられるよう力を尽くしたいと思います。
安田さんを支援する会
〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-13 港合同法律事務所気付
TEL.03-3585-2331 FAX.03-3585-2330
カンパ振込先:郵便振替00100-4-119800 安田さんを支援する会8.5.2002 対馬滋さんの訃報
安田さんを支援する会の中心的な人物であり、死刑廃止フォーラムの発起時からのメンバーでもあった対馬滋さんが、8月4日早朝、闘病の末亡くなりました。
対馬さんの死は、安田さん支援運動にとって非常に大きな痛手であり、悔しく悲しいことです。安田さんを始めとして、多くの仲間が闘病生活を見守り、支えようとして来たのですが、病魔は想像以上に早く対馬さんを奪いさりました。
とりあえずここに報告します。7.10.2002 今後の公判予定に変更
公判日程&裁判解説会の日程に変更がありました。下記の通りですので御注意ください。
■公判日程ですが、
・7月24日、25日の公判は取消
・8月26日、29日、9月2日、30日、10月1日となった
(8月26日と9月2日が新規追加)
内容としては・Sさん親子への尋問が不十分ということで再度請求していますが「留保」の扱いだそうで、安田さんへの「被告人」尋問がはじまります。
■7月25日(木)の公判解説会は中止となりました。6.5.2002 今後の公判予定
ごぶさたしております。
6月以降の公判予定をお知らせします。
6月は元社員のH氏の証言の続きで、その後は、安田さん自身への被告人質問
となります。
第76回公判:6月17日(月曜) 第77回公判:6月18日(火曜)
第78回公判:7月24日(水曜) 第79回公判:7月25日(木曜)
第80回公判:8月29日(木曜) 第81回公判:9月30日(月曜)
第82回公判:10月1日(火曜)
※7月の公判は流動的な面があります。
行われる場合は7月25日(木曜)午後6時45分から、弁護団による公判解説会を弁護士会館の会議室でもつ予定です。4.3.2002 裁判速報(3/28公判後の報告集会から)
去る、3月28日に安田裁判第72回公判が開廷されました。公判終了後、田鎖麻衣子弁護士に来ていただいて公判解説会を持ちました。そこで話された安田裁判の現在の状況を簡単にお知らせします。
■日本住宅金融のNH氏への尋問は3月4日で終わり、3月5日から、S社の顧問税理士SM氏が証人となっています。
■SM氏への検察側尋問は短く済んでしまい、どうやら、検察としては、彼にあまり語らせないことに神経を使っているもよう。
■しかし、弁護側としては追求することがたくさんあります。これまで裁判を見守ってきた仲間たちは、S社の不明朗な会計操作=社員による横領を税理士はなぜチェックできなかったのか、疑問を募らせていたことでしょう。
この日までの公判で、SM氏はS社の経理担当OY氏の要請のままに退職金をプールしておきたいという名目での裏金づくりの会計操作を黙認、追認し、さらに申告用に手を加え協力してきたことを証言しました。
また、S社に捜索が入る前日、1998(平成10)年の10月20日には、OY氏から捜索が入るのでS社の会計データを差し替えてほしいとの連絡を受け、急遽、SM氏の使っていたデータに入れ替えていたという事実も明らかになりました。その結果、OY氏がそれまでどのようにS社のデータを改ざんしていたかわからなくなってしまっているのです。
いったいなぜ、SM氏はそれほどまでに社員の横領に手を貸したのか、謎は深まるばかりです。
4月の公判では引き続きその謎の解明に弁護団は力を注ぎます。
3月28日の公判は数字も出てくる割に、誰も寝てしまわなかった?緊張感みなぎる法廷だったとのこと。ぜひ、傍聴に参加ください。
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なお、今後の公判日程は以下のとおりです。
4月22日、25日
5月21日、22日
6月17日、18日
7月24日、25日
となっています。ただし、7月の公判は裁判所の夏休みの関係で変更になるかもしれないとのことですのでご注意ください。4.1.2002 ごぶさたしてます:岩井弁護士の公判解説をアップ
すっかりごぶさたしてしまってすいません。昨年後半から本業がしっちゃかめっちゃかで、更新もままなりませんでした。うちの会計年度は8月決算なのであまり関係ないのですが、いちおう世間的には新年度ということで、気持ちを新たにして安田支援情報の提供を行なっていきたいと思います。
岩井信弁護士の公判解説
まず、支援の会ニュースに掲載された岩井さん(弁護士になって、昨年終わりに公判デビュー!しました)による事件と公判の解説です。ちょうど復習するのにいい材料だと思います。
さて、もうひとつ情報です。インパクト出版会から、安田さん支援の会の「ニュース」が復刻出版されます。
以下ニュースのお知らせより。
インパクト出版会から、このニュースの復刻合本が近く(4月頃予定)発行されます。バックナンバーの在庫を、品切れの号もあるし、どうやって合本にしようかと相談していたところ、現物を合本にするよりオンデマンド出版(紙面を写真データで取り込み、少部数〔50〜100部程度〕ずつ必要に応じて印刷・製本する)してはどうかという提案があり、ありがたく、お願いすることにしました。
幻の?1号から20号までのセットで4000円(+税)の定価になります。大部数刷って書店に並べるものではなく、とりあえず関係者に保存しやすい資料集として提供することを目的としますが、インパクト出版会の発行物として、一般書店からの注文にも応じられたり、図書館で買ってもらったり、インターネット販売などもできるというのは、運動としても大きな強みです。主旨を理解いただき、これまでニュースに原稿やイラストを寄せて下さった皆さんに御了承をお願いします。
なお、この出版は、「支援する会」では経費を一切使わず、売れた分については2割が「支援する会」の収入になるという、会にとっては「棚からボタモチ」みたいな企画なのですが、出版社に後悔させぬよう、購入できる方はぜひお申込くださるよう、あわせてお願いします。(そして、購入できない仲間たちは在庫のあるうちにバックナンバーを揃えておこう!)
5月に行われた安田裁判報告集会での、込山弁護士による公判解説を起こしたものを以下にUPしました。込山弁護士の公判解説
もう4ヶ月前の講演ですが、公判の基本的な構図に変更はありません。これを読まれれば、安田裁判の争点と現時点での攻防の様子がわかると思います。
これも御紹介が遅れてしまったのですが、今年5月に発行された魚住昭さんの『特捜検察の闇』(文芸春秋刊、1500円)も、安田裁判の展開を詳細に追っており必読です。ただでさえ難解だった裁判の内容を、一般読者向けに解きあかそうとしたものですので、少なくともこの裁判に注目している人にとっては心強いハンドブックとなっています。
ある方からメールで興味深い情報をいただきましたので掲載します。
>
いつも社長日記をチェックさせていただいています。ありがとうござ
います。
さて、2001年8月30日(29日発行)の『日刊ゲンダイ』に連載の
次のコラムに非常に重大な指摘がなされていますので、既に
ご承知かもしれませんが、メールさせていただきます。
霍見芳浩のニッポンを斬る(毎週水曜掲載)
大見出し 中坊主公平は「正義の味方」か
小見出し 米国でも問題になっている債権回収機構の強引取立て
なお、霍見芳浩氏は、ニューヨーク市立大教授。
以下引用
いま、日本の司法腐敗の土台である裁判官と検事の「判検癒着」
の批判が米国で高まっている。きっかけは、日本の大メディアが
「不良債権回収の正義の神様」と持ち上げた中坊公平氏の手作り
の整理回収機構(RCC)である。実は、中坊氏は「正義の味方」どこ
ろか、国家権力を背景にして、「無給で献身」の演技(実は別口で
チャンと給料を取っていた)で国民を酔わせ、詐欺と脅迫まがいの
取立てで暴力団員でもない債務者を過酷にしめあげたと、事情通
の間では有名である。これで、立ち直れる債務者の中小企業まで
を潰してしまい、日本経済破綻を加速している。
中坊RCCは検察と共謀して、本来が民事の債権回収に刑事介
入を進めては、「判検癒着」を深めた。その上に、RCCの無法な取
り立てに対し合法的に立ち向かう債務者の弁護士を強制執行妨害
の冤罪で検察に告発させている。安田好弘弁護士事件である。
以上 引用
見る人はきちんと見ているものだと感服いたしました。
霍見教授の名前が芳浩で、安田弁護士の名前が好弘。どちらも
Yoshihiroであるのもおもしろい偶然です。
今後ともよろしくお願いいたします。
取り急ぎ、ご報告まで。
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今後の公判日程をお知らせします。
9月18/19日、10月22/23日です。
御無沙汰で申し訳ありません。遅くなりましたが、安田さんの更新意見全文をアップロードしました。Word文書をそのままhtmlにしたもので、多少読みにくいです(Macでは機種依存文字あり)。しかし、これが現在の安田さんの主張の集大成と言えるものです。ぜひ、御一読ください。
次回公判が近付いています
7月17日、18日の各午前10時〜 東京地裁刑事104号法廷で
なお、弁護団による公判解説会が18日の午後6時45分より?弁護士会館1006−B会議室にて行われます。
ごぶさたでございます。『救援』第386号(6月10日発行)に、安田さん裁判の現状報告として以下の文章を掲載しました。
近々、更新意見の全文も当サイトに掲載いたしますので、しばらくお待ちください。
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安田弁護士裁判の現状
『救援』にここしばらくの安田弁護士の裁判についての記事が掲載されていないので、現状をまとめよとのこと。最近の最も大きな裁判上のトピックは、裁判長が木村烈氏から大谷直人氏に交代(同時に右陪席も交代)したことである。裁判所と検察のメンバーは、公訴提起されたときとはすべて変わったことになる。これまで、弁護側は検察側の重要証人に対して緻密な反証を行い、検察のでっち上げた「ストーリー」の荒唐無稽さを暴露してきた。それがいかに説得力のある説明であったかということは、木村裁判長が、高裁に蹴られても蹴られても、三回も断固として保釈を認めた、という事実に現れている。
起訴状に記載の「強制執行妨害」なる嫌疑とは、二億円余の現金を、賃料の振込先をS社から「ダミー」のA社およびW社に変更することによりS社が隠匿したのであり、そのことを「指示」したのが安田さんだった、というのが検察の主張の根幹である。この二億円余りの隠し財産は、実はS社の社員のうち四名が、社長も知らないうちに、勝手に「退職金」として積み立てていたものであり、「事件」が「発覚」した当初、預金保険機構および旧住管が見つけた「隠し金」は、まさにこの四名が業務上横領していたものであった。旧住管はそれを見抜けずに安田さんを告発したわけだが、検察はこの金の実体を早期に把握していたにもかかわらず、四名のうちリーダー格の元経理担当のY子を検察側の重要証人に仕立てるために、あえて横領を不問にふした。たまたま、この預金が形成される前に、債権者の一社が差し押さえ決定を得ていたことを利用し、「差し押さえ逃れのための賃料振り替え」という検察の基本ストーリーをでっち上げたのである。
安田さんが実際に行っていた「アドバイス」は、不動産の所有ではバブル崩壊で立ち行かなくなったS社を救うために、所有不動産を別会社にサブリースして、その別会社が賃料収入を確保するということであった(分社化・サブリース論)。真実のサブリースであれば、強制執行妨害が成立する要件は満たさないし、そもそも分社化サブリースでは、差し押さえを妨害する手段にもならない。
浦田を始めとする捜査検事は、証人が警察でとられた調書の「単語置き換え」(『アドバイス』は『指示』に、『対処方法』は『対抗方法』に、など)を行い、安田さんがいかにも、実際とは異なる「資産隠しの指南」を行っていたかのような虚像を作り上げた。また、分社化サブリース論について供述していた調書の記述をあちこち削除するということも行っている。
木村裁判長指揮下のこれまでの公判は、上記のような検察の「でっち上げ」のすべてをあからさまにしてきた過程であった。その過程は成功してきた、というのが弁護側の確信である。検察は、こうした弁護側の反証を「ためにする弁解」と批判してきたが、検察こそは、安田さんの保釈を阻止せんがために事実上の証拠の捏造すらも行っていたのである。
四月二四日の公判は、裁判長交代時の手続である「更新意見の陳述」ということで、安田さん自身が、膨大な更新意見書を作成して陳述した。ここでは、上述したような、本事件の基本的性格を訴えるとともに、犯罪となる行為がそもそも不明確・曖昧である強制執行妨害罪において、検察が有罪への最後の藁としてすがるしかない「強制執行の切迫性」についても具体的に否定した。
現在、当初浦田検事に虚偽誘導されて「強制執行妨害」を認め、一審有罪となったものの、現在控訴審をたたかっているS社長の証人尋問が続いている。
本件は、本来民事案件であり、「登場人物」が長期間、多岐にわたっており、その全体構造を把握するだけでも困難な事案であると言える。その構造をいかに誰にとってもわかりやすい、鮮明なものにしていくかが、安田さんの一点の曇りもない無罪を確信するために必要なことであろう。
そういった現在の裁判の地点を踏まえて、五月十二日に、現状を報告する集会がもたれ、約百人が参加したことを付け加えておきたい。
たてこむ業務のなんのそので、会社を抜け出して東京地裁に行ってきました。
10時すぎ、新裁判長(大谷裁判長)と新右陪席登場。いかにも能吏といった感じの穏やかそうな新裁判長だが、はたしてどのような訴訟指揮を見せてくれるのだろうか。
午前中は弁護団から、前田弁護人と藤沢弁護人がこもごも意見を述べた。藤沢弁護人の更新意見陳述の途中で昼休み休憩。
午後、我らが安田さん登場。
前回の更新意見が数十分だったので、もしかして午前中で終わり?とか思っていたのだが、今回はすごい長丁場でした。相当早口で、最後の方は省略したのに、終わったのは4時半だった。
安田さんの訴えた点は、主にこれまでの公判で明らかになってきた重要な柱のまとめで、非常にわかりやすく説得力に満ちたものであった。これを聞いていて思ったことは、もう安田さんは「無罪」どころか、検察が提起した起訴事実そのものが完全に崩壊している以上、公訴棄却が妥当なのではないか、ということである。
今回の意見陳述のおおまかな内容:
1、強制執行の切迫性はなかったこと
三和ビジネスクレジットが督促状を送ってきたのは、同社とS社によって画策された、抵当順位の低い債権者に肩代わりさせることを狙った「出来レース」であったこと。
2、「ダミー会社」とされたABC社には実体が存在した
ABC社は差し押さえ逃れのために画策されたダミー会社であり、そこでの事業は仮装であったという検察の主張は覆された。安田さんは差し押さえ逃れを指導したのではなく、不動産売買では立ち行かなくなったS社にかわって、賃貸業務を主軸とする新会社への物件サブリースによって、当面の経費をまかない、差し押さえ逃れとはまったく逆に、差し押さえされたとしてもやっていける構想を指導したのである。これもI証人のノートと証言などにより立証された。
3、S社経理のO証人を中心とした業務上横領
本件の立件の切っ掛けとなった2億円強の資産の紛失は、S社の経理が乱脈だったと証言台で当初切々と訴えたO証人の横領によるものであること(警察・検察もそれを知っていたにもかかわらず不問にした)。
このことが公になって、前裁判長はそれを追及することもしない検察側を不正義となじり、それ以降一転して保釈を許可しつづけた。
4、調書の検事による捏造・改ざん
警察段階での証言が検察によって都合良く書き換えられ、いかにも強制執行妨害を安田さんが指示したかのようになっている。
さいごに安田さんは、この事件が警察・検察・旧住管が一体となって、安田さんのさまざまな活動を押さえ込むためにデッチあげた事件であることを、そして、これまで50回以上におよぶ公判で、弁護側が崩してきたその虚構を、新裁判長が正しく受け止めるように強く訴えた。
文京区民センター2A会議室
開演6時予定
大谷昭宏さんが講演する予定
詳細が決まり次第、こちらに書きます。
とりあえず予定を空けておいていただけると幸いです。
先日お伝えしましたように、裁判長が交代します。(右陪席も交代。)それにともない、4月公判で弁護側の更新意見陳述が行われます。(昨年7月に左陪席が交代したときと同様。)
日頃、この裁判の公判では聞かれることのない安田さん自身による弁論を聞く絶好の機会です。4月24日火曜日に、東京地裁刑事104号法廷に集まろう!
なお、4月の公判はこの1日のみで、2日目の期日は中止となりました。
新裁判長には、大谷直人氏の就任が予定されています。
これまで1審の裁判長を勤めてきた木村烈判事が異動になることが決定したようです。
次の公判は木村裁判長での最後の公判になります。
安田弁護団と支援はこれまで多大な労力を費やして、検察側の主張する起訴事実を崩してきました。その経過が新しい裁判長に正しく引き継がれるのか、気になるところです。
ちなみに右陪席裁判官も変わります。左陪席はだいぶん前に交代しました。御存知の通り、検察は完全に陣容が変わっています。
これからの安田裁判は、被告人と弁護団以外、当初とはすっかり変わった顔ぶれで続くことになります。
そんな状況の中で、支援としてできることは何かを模索しているところです。
今後も読者の皆様の御注目と御協力をお願いします。
2月の公判は、15・16日両日、東京地裁にて。S社長への検察側主尋問が行われます。主尋問は3月まで続く予定です。
2月16日には今のところ、公判後の報告集会は予定されていません。(3月14日の公判後には恐らく行われます。)
ところで、いままで綿々と発行されてきた「安田さん支援の会ニュース」ですが、「合本」にしようという話が出ています。合本発行の暁には当サイトでも通販しようと思っておりますので、よろしくお願いします。
また、これまで同通信に掲載されてきた公判報告についても、当サイトで順次読めるようにしていく予定です。
キツネ目の男・宮崎学さんが「2月5日に仰天の発表をやるでぇ」、と書かれていまして、これについて一体何か、と、思案を巡らせ、「本命」は宮崎さん・キツネ目組とも近しい某さんの「婚約発表」か、と思われていたのですが、安田支援関係の集まりにおいて、もしかしてもしかして、もっとクリティカルな発表があるんではないか?と「対抗」で予想に出されていたのが「中坊への刑事告発」表明。
いや、連勝複式?で当たりました。
さすが、キツネ目組。着々と中坊公平「告発」への調査をしていたようです。
いまや、大「朝日」をはじめとして、「正義の味方」「善意の権化」の地位を恣にする中坊。しかし、奴こそが98年12月、安田さんを無実の罪で告発した大悪人であることは片時も忘れてはならない。
当時の「住管」において、中坊社長の「助さん角さん」格を任じていた、尾崎・黒田両役員は、それぞれ、摘発しようとしていた会社でかつて顧問弁護士をしていたことで自らが罪に問われそうになって自滅。
残った中坊も、ついさきごろ疑惑が露呈し、整理回収機構の顧問を辞任へと追い込まれた。これすら世の中には知られていない。大「朝日」をはじめ、小さく小さくしか報道してないのだから。
しかし、それでは「正義」が許さない。
ということで、注目することにしましょう。「平成の妖怪・中坊公平の尻尾をつかむ」
さきほど書き込んだものを見直していたらやはり紛らわしいので補足。
S(元社員)証人の尋問は、17日で再反対尋問まで終了、17日午後の公判より、ある意味で今回事件の最大の「被害者」といえる、S社長の検察主尋問に入りました。
検察は奥村検事が正式に抜けて、新河、政木両検事の2人体制。
S社長もまた、検察側証人ですが、S社長は現在、別途行われている裁判(1審で有罪)の控訴審を断固として闘っています。S社長にとっても逮捕〜起訴の過程においては検事のでっちあげ方針によってことの本質はよく見えなかったようですが、現在では何が真実だったかをはっきり見抜いているようです。検察側証人とは言えなくなってきているのではないでしょうか。
ひさびさに少しだけだが傍聴、これもひさしぶりの「公判報告集会」で、田鎖弁護士より詳細なこの間の公判報告があった。
検察側の証人ながら検察に有利な証言引き出しが極めて困難を極めたI証人の後、検察側にとっては最後の「切り札」との期待を集めたS(元社員)証人の尋問は、この17日の第47回公判で終了。ある意味で検察の意図したとおりの証言が予想されたので、事前予想ではよくてイーブン、と言われていたようだが、S証人への反対尋問過程で、O証人に続き、会社資産の私物化の過程が、さまざまな新発見により明瞭になった。
また、検事の取り調べ過程で、どのようにして安田さんの“犯罪事実”とされた、「資産隠しの指示」という架空の事実がでっち上げられていったのかが、かなりの程度解明された。事実は小説より奇なり、を地で行くような展開になっている。
もっとも上記の記述だけでは何のことやらわからないでしょう。今年前半の目標は、ホームページを改装して、資料閲覧性を良くし、事件の流れが見えるようなものにしていきたいと思います。
1月16、17日両日です。17日の公判終了後には、ひさびさに報告集会がもたれる予定、これには何とかして行くつもり。
今年もよろしくお願いします。なんとか頑張って更新します。
今年1年、あまり有用な情報をアップできず、ごめんなさいでした。
資料的な価値を求めてこのサイトにアクセスされる人々も多いと聞き、申し訳ない気もしております。
2001年は、安田裁判も大きな出来事が相次ぐことが予想されております。
公判の動向をまっさきに、正確に伝えていくためのメディアでありつづけたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
昨日は、赤坂某所にて、安田さんを中心として忘年会があありました。安田さん最近お気に入りのインド料理屋でしたが、ほんとにおいしかった! 楽しいときを過ごしました。
来年は、安田裁判にも重大な進展が予想されます。当サイトも、事態の動きを鋭くとらえ、かつてにもまして関係各所に恐れられるような、活動をしていきたいと思っております。
ごぶさたです。最近忙しくて公判にも行けていませんでした。
12月から復帰?したいと思います・・・
で、12月以降当面の公判日程です。
12月5日(火曜)・・・第44回
12月6日(水曜)
1月16日(火曜)
1月17日(水曜)
2月15日(木曜)
2月16日(金曜)
3月13日(火曜)
3月14日(水曜)
現在の所、ここまで決まっています。
公判終了後の、報告集会は12月はなし、で、次回1月17日の公判後に行われる予定となっています。
現在の証人尋問は、S社の社員であったSI氏。これが来年初頭にずれこみ、次に、S社長への尋問に入ります。これにより1審もいよいよ大詰めということになります。
本日の公判で、安田さんによる約40分間の意見陳述がありました。
非常に微に入り細を穿つ内容でしたが、最後の10分間の激しい警察・検察の
「人質司法」批判が、約50名の傍聴者の胸をうつ内容でした。
御紹介する機会があればいいと思います。
この公判について、asahi.com が記事を配信。
ようやく、この程度の「まともさ」を持ってきた。
中坊べったりだった朝日も、事実の力は認めざるを得ない。
著作権の関係で転載は控えますが、以下のリンクをぜひごらんください。
安田弁護士が強制執行妨害事件で改めて無罪主張
次回公判の7月13日10時より、裁判官交代(左陪席)に伴う更新意見ということで、弁護側が意見陳述をしますが、ここで安田さん自身が陳述を行うことになりました。
公判廷で安田さんの生の意見が聴ける機会は非常に珍しいので、とりわけこの日は、朝早くて大変ですが、傍聴されるようおすすめします。私も行きます。
もうひとつお知らせ。来る6月25日(日。総選挙の日)に、「わたしたちはどのような時代に生きているのか」と題して、作家・辺見庸さんをお招きした講演会があります。主催者は、「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」。
時間は午後2時から、場所は、東京の神田パンセホールです。参加費1000円。
パート2として安田さんが辺見さんと対談します。
東京近辺の方は、投票をお済ませのうえ、ぜひお集りください。
明日(5月23日)も公判あります。夕方から、弁護士会館内で恒例の公判後のまとめ会があるはずです。私は、少なくとも午後以降は裁判所に行く予定にしています。
午前10時より行われます。傍聴券の必要なく、いつでも自由に出入りできますので、ぜひお気軽に東京地裁までお越し下さい。
27日の公判後には、恒例の公判報告会が行われます。(弁護士会館・第二東京弁護士会会議室にて。)公判の状況を知るには、もっとも役にたつ集まりです。
もう先週号になってしまったのですが、サンデー毎日4月9日号196〜197ページに、『なぜ中坊公平氏は私を告発したのか〜オウム弁護団・安田好弘弁護士を襲った“不透明な”逮捕』と題するインタビュー構成記事が載っています。この記事では、いままでマスコミでは報道されてこなかった、安田逮捕・起訴をめぐる、捜査当局の不審な動きが詳細に報道されています。そして、裁判の実情にもふれ、「公判を見る限り、十分な捜査がなされていたとは言い難い」と明確に批判しています。もし、この号が手近にありましたらご覧下さい。
***
月刊現代5月号に、佐高信氏が「中坊公平の『老残』と『裏切り』」と題して文章を書いており、安田さんの事件にも触れています。佐高氏の中坊氏への明確な「訣別宣言」ともいえますが、その最初の切っ掛けが、中坊の「安田告発」であったことがはっきりと書かれています。
***
また告知しますが、次回公判は、4月26日・27日です。27日のうち後半は、検察の再主尋問が行われる予定です。舞台を降りた宇川検事にかわって、誰がどのような主尋問を行うのか、注目されます。
安田裁判の主任検察官として、これまで活躍されてきた、宇川春彦検事が安田公判廷から去ることが決まったそうです。
宇川氏は、地裁の保釈許可決定に4回も抗告したり、重大な業務上横領の疑いを揉み消したり、とヒドいことをしてきましたが、取り調べ担当の浦田検事が作り上げたシナリオを維持することができず、その主尋問には迫力に欠けるものがありました。検察当局はそのあたりを厳しく評価したのでしょうか。
宇川氏解任が公判にどのような影響をおよぼすかは、まだ見きわめがつく状況ではありませんが・・・
御報告まで。
去る14、15日に安田さんの公判が開かれました。私は、2日目の午後のみ傍聴しました。この日の反対尋問担当は込山弁護士で、I証人の「S社再建計画」ストーリーを、Iメモをもとに喚起していく尋問が行われました。詳しくは、次回ニュースに解説が載ることと思います。
この日の公判の終局近くにちょっとしたエピソードがありました。現在の検察側の様子を知る上で興味深い側面もあるので、ここに記しておきます。
込山弁護士がいわゆる「フロッピー問題」について質そうとしました。この問題は、安田さんの保釈にとって最大の障害となっていたものです。I証人が打ち合わせ等の記録をしていたフロッピー内の一部の文書の内容が「消えて」おり、I証人は、自身の逮捕後の勾留時に浦田検事の尋問によって取られた調書の中では、「私自身がフロッピー内の文書を削除したことはないと断言できる」と供述した、とされています。検察側はこのことをもって、当初I証人の弁護人であったH弁護士、ひいては安田さんがフロッピーの改ざんをおこなった疑いが強い、と主張し、保釈に反対する最大の根拠としていたのです(証拠隠滅のおそれ)。しかし、弁護団が渋る検察に開示を要求しつづけ、ようやく入手した証拠物のフロッピーを解析した結果、問題となっているファイル内容を改ざんしたのはI証人本人であるらしい、ということがわかったのです。このことが判明してすぐに、安田さんの保釈に対する検察の抗告が却下されました。高裁もこの点についての検察側主張に難があるとせざるを得なかったのでしょう。
I証人は、その前後から、この問題について、「自分は削除してないと思うが、絶対にそうかと言えばわからない」というような言い方に変わってきています。
今回、改めて込山弁護士はこのことについて、弁護団が昨年9月に解析した結果を示して尋問をしようとしたわけですが、そのとたんに宇川検事から「異議」が出されました。
異議の内容は、「今日、その資料を示して尋問をすることには反対である」というものです。理由は、「弁護側の出している資料の中での解釈に疑問がある」というような抽象的な内容。もし、弁護団が客観的な資料を改ざんして出しているというのなら問題になるのでしょうが、弁護団はフロッピーの中のエクセルファイルのプロパティ表示画面をそのまま画面からハードコピーをとってプリントしたものを示そうとしているだけです。「この画面自体に問題があるわけではないだろう」「『別の解釈』を示したいならば、検察側が再主尋問の際に行えばいいだけの話しだ」と、弁護団が理路整然と異議に対する異議を述べると、いつものように宇川クンは固まって、立ち尽くしてしまいました。
そのとき、最近宇川クンの向かって左となりにデンと構えるようになった奥村淳一検事が、なんと宇川クンに向かって「いいから、お前は座ってろ!」と命令。一同あぜんとしました。
黙らされた宇川クンにかわって、奥村検事がどう異議を引き継ぐのかと思ったらなんと「詳しいことはわかりませんが・・・」と切り出したものだから、一瞬法廷は騒然。裁判官も呆れていたようです。
「Aという操作を行えばA’という結果が出てくるが、それとは別にBという操作を行えばまた別の結果が出てくる。この場合Bの操作によって出てくる結果も示さなければ不公平だ」というのが奥村検事の異議要旨だったのですが、自分が「詳しいこと」を把握してないだけあって、何のことやらさっぱりわかりません。
結局宇川クンが弁護人の尋問は認めると折れたのですが、検察側の混乱ばかりが露呈されてしまった観があります。なんか、次回公判までに検察側が反論趣旨を提出するそうですが、いったい何が出てくるのやら?
検察官の席からいうと、宇川クンが主任の場所にいるのですが、どうも検事としての席次は奥村検事が上席のようで、宇川クンのお目付役として投入されたらしい。「理論派」の宇川クンはどうも法廷のような現場対応が苦手のようで、ちょっと追及されるとすぐ固まって「立ち往生」してしまうので、その「不様」さをなんとかしようとコワモテの奥村検事がお出ましになったのだろう、というのがもっぱらの見方です。
ただ、この奥村検事が裁判の流れを把握しているのかどうかは、ちょっと不安。宇川検事はともかく浦田検事がたてたストーリーが崩壊していることを正しく認識しているようなので、そのボロが出るのを極力防ぐための防戦に回っている(O証人の「大横領疑惑」をあまりにも露骨に擁護するなど、かなり危うい点もありますが)のに、どうも奥村検事はいまとなっては古風になった初期「浦田ストーリー」に固執している様子がうかがえます。宇川クン、プレッシャーを感じているんでしょうね。
3月の安田さんの裁判は、来週の14日(火曜日)と15日(水曜日)です。いずれも東京地裁刑事104号法廷、朝の10時から夕方5時頃までです。2日目の夕方には、恒例となりました裁判報告の会がもたれる予定です。
最近、傍聴者数があまり多くなく、ただでさえだだっぴろい104号法廷が寒い状態なので、1日でも半日でも、時間のとれる方は傍聴に来て下さい。現在、安田さんの法廷は傍聴人出入り自由ですから、1時間だけの傍聴とかも可能です。
忙しさにかまけて更新をサボリつづけていました。ごめんなさい。
その間に2月の公判があり、また、以下のような『安田パンフ』ができました!!
このパンフは、支援の会のニュースを購読していただいている方には、そろそろ最新号とともに届いていると思います。
パンフを広げてくださる方には、必要部数を無料でお送りします。支援の会までお知らせください。私宛のメールでもいいです(支援の会に転送します)。
パンフに添付された、安田さんからのメッセージを転載します:
--------みなさん、とても、ありがとう、ございます!
2000.02.23
東京拘置所から解放されて、4ヶ月になります。タバコは、吸っていません。でも、酒は、2倍にも3倍にもなり、体重は、10キロ増えました。
少し、仕事を始めています。しかし、いまだに、怒りがおさまりません。
中坊・検察・警察の横暴は、目に余ります。金融支配だけでなく、死刑もオウム破防法も、彼らの思うがままです。とりわけ、彼らが唱える価値観には我慢がなりません。まるで、小学校の風紀委員を彷佛とさせます。
「借りたものは返せ」。しかし、人の営みはそれほど単純ではありません。善良と非善良が複雑に入り乱れ、ぐうたらと危うい思想が凌ぎをけずり、お互いに騙し騙されながらも、おもしろおかしく生きていく。しなやかで、そして、妙味のある社会。それが、彼らの、浅はかでくだらない価値観によって、つぶされようとしています。
ですから、私は、皆さんに甘えて、せめて、彼らに、これ以上の横暴をさせないよう、是非とも、裁判に勝ち、何としてでも、でっち上げの経過と構図を、あますところなく明らかにしたいと考えています。
私のパンフを作ってくださったので、お送りします。気恥ずかしいのですが、とても、すばらしいできばえです。
余裕があれば、これからも、力を、少しだけ、貸してください。
おかげで、事務所は、びくともせずに、やっています。
安田好弘
--------
ベル興産関係者への四逮(再々々逮捕)はなく、5名のうち3名は起訴、2名は(三逮されたにも関わらず)釈放だったようです。
検察はやはり年末にも安田さん再逮捕を狙っていたとの情報もありますが、結局はベル関係者から、目論見どおりの「証言」が取れなかった、ということでしょう。
当面、安田さん再逮捕の危機は免れたと見ていいかもしれませんが、今後も油断は禁物です。引き続き、検察の動きを監視していきたいと思います。
18日の午後には、私もなんとか傍聴に行くつもりです。18日は、104号法廷です。
今年に入って、東京地裁の入り口の警備が緩やかになったようです。荷物検査もないようですし、弁護士会館側からも入れるようです。
18日夕刻には、裁判報告会が開かれるはずです。従来通りですと、午後6時ごろから、弁護士会館の第2東京弁護士会会議室にて。
写真データなどで現在の日記ログが重くなってきましたので、昨年12月7日までのデータをバックナンバー4に移動しました。
昨日(7日)で拘置期限の切れたベル興産関係者が再再再逮捕されるかどうかという件を前回報告しましたが、いまのところ、四逮があったという情報は確認できていません。さらに確実な情報が入り次第お知らせします。
7日に、再再逮捕されているベル興産関係者の期限が満了となります。このあたりで、安田さんを再逮捕しようとするのか方向性が見えてくるのではないかと言われています。ただし、社長以下を再再再逮捕する可能性もあります。彼らの身柄が自由にならないかぎり油断は禁物です。
しかし、一番重い詐欺罪から逮捕して(安田さんは全く関係ない)、だんだん軽い犯罪で逮捕していくというのは、あまりにも安田狙いが明白です(普通は軽い犯罪から逮捕して、ねらっている重い犯罪の供述調書を取ろうとする)。
弁護団は12月に入って、2度にわたり内容証明郵便を検察幹部多数に送りつけました。裁判で明らかになったずさんな捜査を批判するとともに、そのずさんな捜査をした浦田検事が今回もまた捜査していることを批判して、担当を外すように申し入れています。
さすがに明日安田さんが再逮捕されることはないと思われますが、油断はできません。動向に注目してください。
月刊誌『現代』(講談社)2月号に、ジャーナリストの魚住昭氏が「麻原彰晃主任弁護人逮捕は『冤罪』である」という記事を書かれています。スーンズ事件/裁判の一連の流れをわかりやすくまとめた上で、検察の杜撰な捜査ぶりが弁護団によって完膚なきまでにあばかれていくさまが克明に描かれています。
魚住氏は、第1回公判の時点では、「正直言って、私はこのとき安田と検察のどちらの言い分が正しいのか判断しかねていた。彼の人間性への信頼は揺るがなかった。だが、金がらみの紛争に弁護士が巻き込まれ、魔が差したように法の枠を踏み外すのはよくあることだ。起訴された以上、証拠はそれなりにあるはずだから無罪を勝ち取るのは難しいのではないか」と思っていたといいます。しかし、裁判の過程を追い、関係者に取材し、記録を精査することによって、この事件が冤罪であることを確信したということです。「私はこれほど検察側立証が総崩れになる事件を見たことがない」という氏は、民事不介入の原則を取り払った債権回収戦略を打ち出した中坊公平の「正義」を真っ向から問います。「中坊は市民の自由を守るべき弁護士でありながら、その防波堤を決壊させた。彼の責任は限りなく重いと言うべきだろう」。
そして、浦田検事の捜査の欠陥を検察幹部が見抜けなかったのは、彼らの心理の奥に、麻原公判から安田弁護士を排除したいことから、安田逮捕を歓迎する気持ちがあったからだと看破しています。
安田弁護士逮捕事件の経緯が誰にでもわかる、極めてよくまとまった記事であるとともに、捜査段階での安田さんと警察・検察のやりとりなど、深い取材力によって初めて明らかになったできごとも盛り込まれています。ぜひ御一読されることをお勧めします。
あけましておめでとうございます。今年もさっそく、戦闘モード全開で行きます。
キツネ目ページでひさしぶりに安田さん関係の更新。現在、ベル興産関係で検察=浦田検事等が安田さん再逮捕を狙っているのは、この件と現件(スンーズ社関連事件)を併合審理にすることによって、いまのままでは無罪が予想される判決を先延ばしにするため、という読みです。なるほど、そこまでは気がつかなかった。安田弁護士を狙う姑息な陰謀について
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新年早々から、慌ただしい展開になることが予想されますが、今年も、現在進行中の裁判の報告をできるだけより詳細に行うとともに、検察の捜査における違法・不当性についても逐一、暴露していきたいと思います。
28日夕刻、港合同事務所にて「来年会」というタイトルの忘年会が開かれました。(本来死刑廃止フォーラムのイベント。)初めて参加しました。安田さんが大鍋に超本格的なカレーを仕込んでいました。お酒もたっぷりあって満ち足りました。
2000年は「良い年」にしたいものです。今年以上に大変なことになるかもしれないですが、私達の陣地も確実にひろがっています。
社長日記も、さらにパワーアップめざして続けていきますので、今後ともごひいきのほどお願いします。
最新日時、およびインデックスの部分もアップデートされるかどうか実験をかねて。
慌ただしい年末です。個人的にも多忙を極めなかなか更新ができませんでした。いつも読んでいただいている皆様、申し訳ありません。
ベル興産関係者は、前回の拘置期限後に再々逮捕(今回は「競売妨害罪」)という異常事態です。5名中2名については、起訴すらされていません。罪名を小出しにするだけで、起訴前拘置だけで60日以上できてしまうというのは、いったいどこの独裁国家の話しかと思ってしまいます。
再々逮捕の拘置期限が年明けそうそうに切れます。以前からお知らせしているように、ベル興産の件は安田さん再逮捕狙いです。スーンズ公判が思い通りに進まない検察は焦っており、どういう出方をするかわかりません。
引き続き、皆様がこの件に注目・警戒され、不当な再逮捕を許さないよう監視してください。とくにマスコミの方々、よろしくお願いします。
先日、各マスコミ向けに、支援する会で作成した「安田裁判は今どうなっているか?:一問一答」という文書を郵送・FAXにて送付しました。いままでこのような形で、裁判の状況や事件の経緯についてこういう形でまとまったものはなかったので、便利だと思います。ぜひご利用ください。「安田裁判は今どうなっているか?:一問一答」
見出し一覧
1:裁判は今どうなっているか?
2:検察の構図が崩れているとは具体的にどういうことか?
3:検事の主尋問が「奇妙」だったとはどういうことか?
4:経理担当者らによる業務上横領とは?
5:それについて警察・検察は知っているのか?
6:横領該当事実は本当に公判で明らかになったと言えるのか?
7:検察官は横領事実が明らかになってどうしたか?
8:ABCには実体があったのか?
9:謀議がなかったと証言したのか?
10:なぜこんなことに?
<安田好弘弁護士、公訴事実、保釈問題について>
1:安田好弘弁護士とはどういう弁護士か?
2:安田弁護士が起訴されたのはなぜか?
3:安田弁護士は何を主張しているか?
4:法律理論面の争点は何か?
5:安田弁護士は今どうしているか?
6:保釈にはどのような問題があったか?
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強制執行妨害で再逮捕されているベル興産関係者の拘置期限は明日16日に切れます。関係者の起訴とともに安田さんへの再逮捕があるのではないか、という一部の情報もあります。しかし、未確認情報にとどまっていますので、明日以降の記述に注目してください。とにかく検察は、新しい事件のデッチ上げに躍起になっています。裁判で無実が明らかになりつつあるスーンズ事件でも、通常の顧問業務の中での行為を、ありもしない「指示=共謀」として作り上げたのですから。関係者の非人道的な長期拘束の中で、どんな調書が作文されたかは想像を絶するもので、いったい今後何が起こるのか、予断を許しません。